2024/6/16㈰
本退院から3年経ちました!
治療は2019年2月から2021年6月まで。
2年4ヵ月くらい。
だから治療期間よりも終了した後の時間の方が長くなってる
早いなぁ~
これからも元気で過ごせますように。
さて、今日は最近読んだ本を2冊紹介します!
ヘアドネーションについて書かれた本を読みました
一冊目は
『髪がつなぐ物語』 著・別司芳子
小学生でも読めるようにルビもふってある児童書。
二冊目は
『31㎝ ~ヘアドネーションの今を伝え、未来につなぐ~』
日本ではじめてヘアドネーションを始めたNPO法人Japan Hair Donation &Charity(JHD&C:ジャーダック)監修の本です。
ヘアドネーションをするために髪を伸ばしているけど、寄付できるようになるのに年単位で時間がかかるから、その間にちゃんと勉強しておこうと思って読んでみました
ヘアドネーションするために必要な髪の長さは31㎝以上
なぜ31㎝かというと、アメリカの基準12インチをcmに換算したら長さだからだそうです。
髪を折り返してウィッグにするので31㎝の髪で作れるのはショートヘアになります。
だからロングウィッグを作るには50㎝以上必要です
なかなか50㎝以上に伸ばすのは大変…
そしてひとつのウィッグを作るのに30~50人分の髪が必要!
ウィッグを必要としている人はたくさん、でもオーダーメイドだし提供には限界がある。
二冊目に読んだ本に書かれていた「ジャーダックの活動はファンタジー」だという言葉が心に刺さりました。
ジャーダックはウィッグを提供する活動をしていますが、
『必ずしもウィッグを必要としない社会』
を目指しているそうです。
髪がなくて辛いのは好奇の目で見られること。
だからウィッグを被って頭を隠す。
けどウィッグは高かったり、ずっと着けていたら頭皮に負担がかかるし、大変なんです。
ウィッグを帽子を被るような感覚で、付けたりつけなかったりを自由に選べる時代がくるといいな。
とはいえ今すぐそんな世の中にならないし、今は髪の毛のことで悩んでいる子のために髪を届けたいです。
髪を伸ばすのを頑張ります