32歳で娘を出産し、33歳で離婚。


小さかった娘も何だかんだと4歳になった。


女の子の成長は早く、既に"女"を感じさせる。


親バカではないけれど、将来可愛くなるなと私の目は語っている。


そうやって娘が成長していく中で、私は時が止まったままだった。


離婚を決断した時には既に再婚を考えていたけれど、現実は厳しく、再婚どころかちゃんとした付き合いさえままならなかった。


出会いがないわけではないが、所詮遊びの恋のような薄っぺらい恋愛を繰り返し、今では再婚願望すらなくなっていた。


遊んでいる方が気が楽だからだろう。


娘はパパを欲しがっていて、それは言動にも現れる。


その度に胸は締め付けられるけど、私は心のどこかで謝りながら、諦めた思いにふける。


離婚をした時に思ったこと。


次は本当に好きな人と、幸せな結婚がしたい。


そこに妥協は出来ない。


それが出来ないのなら一生一人で構わない。


私は母でありながらも、女としての人生を諦めることは出来ないのだろう。


いつか娘が旅立った時、私は1人になる。


その時に、私が本当に好きな人といるのか独り身の人生を送っているのかは分からないけれど、出来ることなら誰一人不幸にならない人生を歩んで欲しいと思うもの。


私はまだまだこれから沢山葛藤をして生きていくのかもしれない。


母である私と、女である私を考えながら。


ただ、1つ。


母として願うことは、私のような人生を歩まずに平凡でも幸せな人生を送って欲しいということ。



あの子が誰よりも幸せになれますように。