流産手術当日(前処置) | yの日記

流産手術当日(前処置)

注意手術の話なので、不快に思う方や痛みに弱い方はスルーして下さい。


手術前に、夫と2人相談室へ呼ばれ
そこで3人の執刀医の先生の簡単な紹介と
手術の説明を受け、同意書にサインをしました。

$初めての妊娠・流産を乗り越える

まずは、手術前の診察です。
お腹の赤ちゃんの状態の最終確認をしました。

先生は「やはり確認出来ませんね。」と言い、
「ご自分でも確認しますか?」と言われたので
最後に一目だけでも赤ちゃんを見ておこうと思い、
「はい!見せて下さい。」と言いました。

カーテンを開けてもらい目にした超音波画像には
前よりも形がゆがんでしまった胎嚢が1つだけありました。
胎嚢の中も、相変わらず卵黄嚢だけが確認出来て
赤ちゃんの姿はありませんでした…。

「胎嚢が2つあったはずなんですけど??」
と先生に尋ねると、先生は
「1つは、もうほとんど消えてしまっていますね。」と言いました。
知らないうちに、たった1週間で消えてしまってたのか…
と、少し溜め息が出ました。


その後、手術の前処置を行いました。


前処置とは、手術の為に子宮口を広げる処置で、
ラミナリア桿というスポンジ状の物を子宮頚管部に挿入し、
それが体内組織の水分を吸収しながら、緩やかに膨張するという物です。

病院によって色々違うと思いますが
私の場合は、麻酔も無く直接の挿入でした。
ネットなどで、痛い痛いと聞いてはいましたが、
この前処置……想像以上に痛かったです;;(涙)

音で例えるなら、お腹がキューーーーーーッとしたと思ったら
ズーーーーーーーーーーーーーーーーーーンとするような…;

そしてこの処置をしたのが、若い女の先生で

1番ベテランの先生に

「入れ過ぎ!」

「そんなに力を入れなくて良いよ!」

「ひもは出さなくて良いから早く!!」

「遅い!!」

などと指導されながらだったので

(おいおい頼むわ~~何でベテランの先生がしてくれへんの?!)

と痛みに耐えながら、ポロポロ涙が出て来ました。


終わってからもお腹はズンズン痛みます。
ゆっくりフラフラ歩きながらベッドへ戻り
とにかく横になりました。

横になってからも、ラミナリアが膨張しているのか?
たまに生理痛のような重い痛みがありました。

その間、夫と話してたんですけど

「何センチか子宮口広げるだけでそんなに痛かったら、
出産の時ってどんだけ痛いんだろうなぁ…
しかもそれが何時間も続くんやろ??」と夫が言うので、

$初めての妊娠・流産を乗り越える

確かにそうだ!
赤ちゃんを産む時の事を考えたら、こんなんで
痛いって言うてたらアカンわ…と思いました。

※ でも後日、あるブログで出産と流産を両方経験された方が
 「出産の時よりラミナリアの方が痛く感じた。」
  と書いてるのを読みました;; 
  痛みの感じ方は人それぞれだと思いますが
  そんな人もいるんだな…と驚きました。


1時間程たって、今度は点滴です。
朝から飲まず食わずなので、水分補給の為と
静脈麻酔を入れる為の血管の確保らしいです。

手首に太めの針を入れたので
慣れるまで結構痛かったです…。

これで手術の為の準備は完了。

手術まで2時間程ゆっくり休みました。


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