流産手術前 | yの日記

流産手術前

流産と宣告はされましたが、
心拍が9週、10週になってからでも確認出来、
妊娠を継続出来たという話もあります。

手術前に、セカンド・オピニオンも少しは考えましたが
私の場合は排卵日が遅れ、周期がずれているという可能性もありませんし、
流産を宣告された時、自分の目で見ても
赤ちゃんの存在は確認出来なかったので

セカンド・オピニオンをして、再び
「流産です。」
と言われるのも、心身共に辛いと思ったので
先生の診断を信用し、現実を受け止める事にしました。

流産は、イメージでは赤ちゃんが血と共に
自然に流れて来るものばかりと思っていましたが
流産には色々な種類があるとゆう事も今回の経験で知りました。

私の流産は、「稽留流産」です。

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稽留流産とは、赤ちゃんが死んでしまっているのに、
子宮の中にとどまっている状態を言います。
症状は進行流産と違って、出血や腹痛などの自覚症状がなく
胎のうの大きさは正常、もしくは少し小さめで、
子宮頚管は普通は閉じています。

赤ちゃんは死んでしまっているのに、
その付属物の絨毛や胎のうが少しの間は成長することがあり、
そのため経過を慎重に診ていくことになります。

胎児(胎芽)が現れる時期に(妊娠6~7週)になっても
「胎児が確認できない」あるいは「胎児は確認できたが心拍が確認できない」
「1度は確認できた心拍がその後止まってしまった」などがあります。

稽留流産を放置していると必ず進行流産に移行します。
強い腹痛と大量の出血をともない、危険な状態に陥る場合もあります。

稽留流産の治療は不全流産と同じように稽留流産が確定したら、
子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内容除去術)
が必要になります。入院が必要になる事が多く、
局部麻酔や全身麻酔を状況によって使い分けます。
手術自体は短時間(10分程度)で済むようです。
(病院によって多少違います)

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出血も一度もしなかったし
つわりの症状も胸の張りもありました。
超音波検査がなければ、きっと今でも
幸せな気分で妊娠を継続出来てると思えるくらい
体調にも変化はありませんでした。

なので、流産の実感は表向きには何もありません。
そんな中で手術を受けないといけない現実…

宣告から手術まで1週間という期間を作ってくれたのは、
きっと私に「考える時間」を与えてくれたのかな?とも思います。

おかげで気持ちの整理も出来たし
手術に対しての心構えも出来ました。


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