ワンネスの次に、依存症回復支援施設ダルクへ電話をしました。
インターネットで検索し、山の上にあるダルクを見つけました。
山の上なら、近くにドラッグストアがないからです。
昔、何度もテレビのニュースやドキュメンタリーで観たダルク、
覚醒剤で刑務所を出所したヤクザが、行き場がなくダルクへたどり着くようなイメージを持っていた私ですが、
電話応対してくださった、ダルクのAさん(仮名)は、とても優しく、親身に私の話を聞いてくださりました。
「このダルクは、海外留学経験などで英語を話せるスタッフや入所者も多いです。
だからご主人のことをサポートできると思います。」
そう、
↑依存症=ヤクザ、ではないんですよね。
「ちなみに、うちではない、別の⭕️⭕️ダルクの責任者は、アメリカと日本のハーフです。
あなたのご主人もアメリカ人なので、もしかしたら、あちらのダルクも良いかもかもしれませんね。」
「しかし⭕️⭕️ダルクは、市街地に近いですよね。
私の夫は、市販薬ブロンの依存症なので、
市街地に近いダルクは避けたいのです。」
「確かに市販薬ブロンでしたら、うちのような山の上のダルクがいいですね。
たまに薬欲しさに、施設から逃げて山を下りようとする入所者もいますが、車で探しに行くと、大抵、山の途中で歩けなくなり、断念して座りこんでいます。」
少し笑いながらおっしゃり、
私もその話に、少し笑ってしまいました。
ダルクは、ワンネスのような、
「ポジティヴ心理学」ではなく、
自助ミーティングが回復の肝となるようです。
私は、本当はワンネスのポジティヴ心理学がとても好きでしたが、仕方がありません。
ダルクの魅力のひとつに、太鼓の練習がありました。
私はずっと楽器をやっていて、様々な場面で、音楽に救われました。
日本では国家資格ではありませんが、
アメリカでは精神医療で、「音楽療法士」という国家資格もあり、音楽療法は治療に根拠もあります。
私は、ずっと夫はドラムや太鼓が向いていると思っていましたし、ダルクで太鼓の練習は、夫も楽しめて、かつ回復の助けになるだろうと思いました。
思いきって、山の上にあるダルクに夫を入所させることにしました。
「どうか夫をよろしくお願いいたします!」
しかし…
それから数日後、
一本の電話が…

