私は拘置所の電話で、夫に向かって、



「ふざけるなー!!!」




「ご、ごめんなさい!」




「何でこの私が逮捕された!?

お前は自分でその鼻を殴っただろ!」




「いや、そんなことはしてない!」



拘置所で大声を出すとに大問題なります。


看守が来てしまう…




その時、私の肩を叩いたのは、


看守ではなく、


黒人の50歳くらいの女性。



「Hi, 私の名前はティナ。

さあ、電話を切って。

私の部屋に行こう。」



私に向かって足早に歩いてきた看守に向かって、

その黒人女性は、

「私がtake care するから。大丈夫、大丈夫。」


となだめて、

私の肩を抱いて、部屋に連れていきした。





部屋には、20代くらいの黒人女性と70代くらいの黒人女性がいました。


ティナは、

「これ(20代)は、私の娘。

こっち(70代)は、私のお母さんよ。」





「え!?本当の親子!?」


と聞くと、


ティナは少し寂しそうな顔で、


「いや、違うけど…。」


どうやら拘置所内で、疑似の親子関係を作って、励まし合っているんでしょうね。




ティナは、

「で、何があった?」


私は夫との出来事を話しました。

ティナは驚きもせずに聞いていました。


私は最後に、

「みんな私がウソついてると思ってるけどね。警察官も、裁判官も、ここにいるみんなも。」




ティナはしばらく黙り、私の顔を見つめた後、

うなづきながら、こう言いました。


「私は信じるよ。」


そして、隣にいる娘とお母さんに向かって、もう一度言いました。


「私は彼女を信じる。」




そしてティナは私に向かって少し大きな声で言いました。


「Just be okey dokey !!!」

 

この言葉は

「Just be ok.」(大丈夫だよ!)

をもじった死語(1980年代くらいに流行った言葉。)です。


志村けんの「大丈夫だぁ〜」みたいな感じかな笑い泣き


アラフィフの方がよく使っていました。



しかし私はその死語がわからず、

真面目な顔で、


「Okey dokey って何すか?✋真顔



すると、

黒人さんみんな一瞬、こんな顔😳😳😳をした後、

大爆笑😂😂😂


笑いながらティナが

「ついてきな、

あなたがお家に帰れるようにしてあげる!」