2日目の朝、私は裁判所に呼ばれました。
また手と足に手錠をかけられ、その他、大勢の収容者たちと。
裁判所の法廷で男女に分かれて座らされました。
裁判官が来る前、
収容者たちは、久しぶりに見る異性に浮かれたのか、みんな騒いでうるさかったです
看守が時折、
「静かにしなさい!」
と言いますが、
何故かそのあと、必ず看守がジョークで、
「ここは裁判所よ!
普通はオドオドするものよ!
…初犯の場合はね。」
などとジョークを言うので、収容者たちは大声で笑い、ますますうるさくなるばかりでした。
裁判官を待つのに何故か1時間ほどかかりました。
ようやく初老の男性の裁判官が入ってきて、
1人ずつ順番に呼ばれて、
確か、
①名前
②逮捕の理由
③裁判の日
④保釈金額
を言われるだけで、終わり。
私も呼ばれました。
私も、
名前、
逮捕の理由、
裁判の日、(確か3週間くらい後)
保釈金額、($5000) 50万円くらい
を言われました。
私はその時、
裁判官に向かって、
「でも私はやっていません!
警察官は夫が鼻血を出しているから、私がやったと逮捕されました!
でも私はやっていません!」
と叫びました。
こんなアホなことをしたのは私だけでした。
裁判官はビックリ&困りながら、
「それは3週間後の裁判で言ってください。
ここは罪状認否の場ではなく…。」
しかし私は更に、
「私はやっていません!
やっていないのに、逮捕されました!」
すると看守が来て、
「はいはい、さあ戻るわよ。」と私を連れていきました。
大部屋に戻された私は、
まっすぐ電話へ。
夫に電話をかけると、
夫向けにアナウンスが流れ、
「こちらは〇〇拘置所です。あなたに収容者から電話が入っています。電話を受ける場合は、♯をプレスし、クレジットカード番号を…。」
夫が「もしもし!?」と応じた瞬間、
私は
「ふざけるなー!」