昼寝の最中、
鉄が鳴り響くような、
ブォーン、ブォーン
という低く、不気味な音を聞き、
目を覚ましました。
体を起こすと、
ルームメイトの太った黒人のB子と、
別の部屋の女性が私の部屋におり、
B子が
トイレの便器に、
顔をつっこんでいました。
私が2人に
「何やってるの?」
と話しかけると、
「トイレの
便器の穴の水を抜いて、
下の階の男性囚人と話してるの😍」
これ、アメリカの
拘置所や刑務所おなじみ、
“トイレット・トーク”と呼ばれ、
上の階や、下の階にいる
異性の囚人と、
便器の穴🚽を通して、会話をするんです。
詳しいやり方は
こちらの動画をご参照ください↓
アメリカでは、拘置所や刑務所ドキュメンタリー番組の鉄板ネタですが、
私が実際に拘置所で聞いた話でも、
もちろん顔は見えなくても
便器の穴だけの会話だけで、
恋をして、
カップル成立して、
一日中話したり、
片方が出所したら、面会に行き、
本当の恋人同士になることもザラらしいです。
拘置所ドキュメンタリー番組では、
「私の彼氏(※便器の穴を通した下の階の男🚽)の容疑は、殺人未遂なの〜。セクシーでしょ。」
と喜んでいる囚人がいました
黒人のB子は、
「私はライト・ブラウン肌で…。」
とウソをついて説明していたのが印象的でした。
アメリカは黒人さんでも、肌の色が薄いブラウンの方がモテるんです。
ちなみに今、話しているのはすぐ下の階ではなく、
2階下らしく、
「顔をもっと便器の穴に近づけないと、
聞こえづらい。」
とのこと
拘置所じゅうに相変わらず鳴り響く、
不気味なブォーン、ブォーンという金属の鈍い音は、
呼び出し音📲
別の階の異性が
「話そうよ〜」
という合図で、シンクを叩いているらしいです。
会話をする際は、
便器にたまった水を、
コップですくい、
シンクに流します。🫗🚽
そのシンクの水を飲んだり、
歯を磨いたり、
顔を洗ったりするのが、
めちゃくちゃ気持ち悪かったです
B子に、
「あなたも話してみたい?」
「いや、いいわ
便器の穴に、顔を近づけたくないし男性囚人なんかと話したくない。」
しかし今、書きながら、
話してみれば良かった
このブログで、
ネタとしてかけたのにな。
(くだらなすぎる後悔)