夫の薬物依存症を止める方法⑦

宜保愛子になってみる。


いいえ、私はふざけていませんでした。



夫が薬物依存症になった理由を、

考えて、考えて、考えて、

ついに思いついたことは、


やはり夫の育ち、義理の両親に原因があると考えました。



そして夫の母に連絡をし、

夫が苦しんでいる子供時代を話しました。


夫の両親が、夫に謝罪をすれば、

夫は苦しみから成仏をできるのでは…。



心霊番組の鉄板ネタ、


宜保愛子がオバケの苦しみを理解してあげ、


「辛かったね、ごめんね。」


とか何とか言えば、


オバケだが怨霊だか悪霊は、

成仏をして去っていきますよね。




その為、私は義理の母へ連絡し、夫が過去に傷ついていることを伝えました。


義理の母は、


「薬をやめさせないと!子供たちの為に!」


私に言うだけで、

特に何もしてくれませんでした。




夫の両親が夫が幼かった頃の苦しみを理解してあげ、


「辛かったね、ごめんね。」


と言ってくれれば、何かが変わるのでは…と思っていた私はガッカリしました。




このガッカリは、後にとてつもない私の爆発に変わります。


薬物依存症の家族がいると、たいてい周りにいる家族も薬物依存症のことで、ケンカになり崩壊するそうです。



私はあんなに優しかった義理の両親との関係を、私が崩壊させました。


一時は仲が良かった私の家族にも、私は疎遠になりました。

私の家族が心配がゆえに言った言動が、私には苦しすぎたのです。


しかし私の家族は、家族として、

娘(私)や、妹(私)が死ぬほど心配だっただけなのです。


そんな私が絶対に崩壊させたくない関係は、私と子供3人です。