感謝祭の1ヶ月後はクリスマス。


しかし次第に夫のクリスマス休暇が憂鬱になっていたのは私。


また夫の両親の実家に行くのが憂鬱になっていました。


仲良くしたいのに。


日本にいた頃、夫は必ずクリスマス休暇は私の実家で過ごしたがりました。


私の為、というより、単純に夫は私の実家が大好きでした。

私の家族で英語を話せるのは、兄夫婦やイトコなど若手世代のみで、私の両親も親戚も誰も英語は話せませんが、それでもみんな日本語で夫に話しかけ、仲良くしていました。


夫は私の家族に優しくしてくれたので、

私も同じようにしたいのですが、憂鬱でした。


今なら理由はわかります。


当時、私は第三子を妊娠中の上、

第一子は超活発の二歳児、

第二子の乳児は私にずっと抱っこされていないと泣くので、

私が第二子を抱っこしたまま、夫の母の家のトレーラーハウスで活発な第一子をみるのに、潜在的な危険性を感じていました。


特にストレスだったのは、夫の両親と夫が、タバコを吸いに消えること。

夫はせっかくタバコをやめてたのに…。


タバコを吸いに消えると3人そろって20分くらい戻ってこず、私一人で危険なトレーラーハウスで、第二子を抱っこしたまま、活発な第一子に注意を向ける為、本当に辛かったです。


第一子は2歳になりたてで、本当に活発でした。

とにかく走り回る、とにかく高いところに登る…目を離すと、まずカウンターによし登り、次に冷蔵庫の上に登りました。


本当に目が離せなかったのです。



ただ夫にもあまり言いたくありませんでした。


夫は高校卒業して以来、8年ぶりにせっかく会えた家族と仲良くしているのですから。


それにおそらく私の実家では、私も同じように家族や友達とのおしゃべりに夢中になり、同じように夫は不満も言わずに第一子を見ていてくれていました。



しかし言い訳をすると、私はタバコなんて吸いませんが…。



ああ、クリスマス憂鬱だなぁ…

と思っていたら、


夫から、

「今年のクリスマスは、僕の実家に帰りたくない。


お父さんとお母さんが最近、会ってるみたいだけど、どうせまたうまくいかなくて、家族ドラマに巻き込まれるのも嫌だし。」



え💦いいのかな?


…と思いつつも、ホッとした私。



一応、アメリカに来てから

9月、10月、11月

毎月会っていました。


クリスマスとお正月に会わないのは申し訳ないけど…


私も疲れていました。


日本では友達や会社の同僚に囲まれて生活していましたが、アメリカでは専業主婦になり、まともに会話するのが夫のみ。


クリスマス休暇は、夫と子供たちとゆっくりしたいと思いました。


夫は、「ディズニーワールドに行こう!」と言い、軍人割引でチケットを購入してくれ、ディズニーホテルも予約してくれました。


実は夫はインドア派、ディズニーなども興味がありませんでしたが、

夫は旅行が好きな私の為に、沢山旅行に連れて行ってくれました。



上の子は目が離せず、

意外におじいちゃんおばあちゃんがいると、(大人が増えると)危ないんだなぁと痛感しました。


だから夫と2人で見ている方が安心でした。


私が大好きなベネチア…ではなく、

ディズニーワールドのエプコットのイタリア街。

世界一周旅行旅行のようで、楽しかったエプコット。



ちなみにあんなに目が離せなかった私の上の子供、小学校6年間は、週一で公営のスイミング教室に通っていただけですが、

区の陸上競技大会で、短距離走1位でした。

毎回、運動会の選抜リレーでは、アンカーに選ばれていました。


そういえば歩き出した頃から、第一子はいっつも走っていました。

フォレスト・ガンプみたいに笑い泣き


私の両親に、

「私の子供は何故か、ずば抜けて足が速い。」と言うと、


「当たり前だよ、あの子は幼児の頃から運動量がハンパなかった。」と笑われました。


中学では陸上部に、とずっとスカウトされ続けましたが、

「走り続けるだけの人生は嫌だ!」とまるで尾崎豊のごとく反抗し、バスケ部です。


子供たちの運動神経が抜群なのは、完全に夫の父のおかげです。


夫の父は、少年野球やアメフトのコーチをしていて、私の子供とするのをとても楽しみにしていました…。