義理の両親をひどい人のように書いていますが、
私は基本、義理の両親とは、仲が良かったです。
ある日を境に関係は粉々に崩れてしまいましたが…。
最初、むしろ私自身は過去を気にせず、みんなで仲良くしたいと思っていました。
家族ですから。
特に義理の父は、私にとても優しかったです。
いつもニコニコしていて、私は義理の父が大好きでした。
今でも覚えている、ある日のクリスマス。
義理の父は、こちらに向かっていました。
私は大きな七面鳥を買いましたが、オーブンでどのように調理をすればおいしいのかわからず、
義理の父に電話をしました。
「お義父さん、今どこ?」
「今、〇〇だよ。」
「え〜…💦早く来てください。私、七面鳥の焼き方がわからないから、困ってて。」
「わかった、わかった。すぐ行くよ。」
よし、七面鳥は義理の父にやってもらおう!
しかし電話を切った後、
これがもし日本なら…
お嫁さんが、日本人の義理の父に
「お義父さん、早く来ておせち料理を作れ!」なんて言いませんよね
義理の父は、私にいつも優しかったです。
しかし夫に
「私はお義父さんが大好き、優しいから。」と言うと、
夫はいつも
「君はお父さんの本当の姿を知らないから…。」
とボソッ言いました。
義理の父は、見た目はバスケの日本代表チームのボーバス監督に似ています(笑)
夫の父は、何と使い捨てカメラを使用していました。
私は感謝祭に併せて、夫の両親にそれぞれデジカメを購入しました。
これから家族や孫の写真を撮る機会が増えるからです。
特にこだわったのは、日本メーカーはもちろん、SDカードも日本製。
日本製のSDカードがなかなか売っておらず、数店舗に行きましたが、結局、Amazonで買いました。
私は渡米を機に、専業主婦になった為、アメリカでは夫のお給料のみで生活をし、私が家計を管理していましたが、
こちらの2台のデジカメの購入は、私個人の日本から持ってきたクレジットカードで、私個人の日本の銀行口座から引き落とされるものでした。
私自身からの個人的なプレゼントとして、購入しました。
わざわざ追加料金を払って一番長い長期保証をつけたので、2台で6万円くらいでした。
「カメラが壊れたら、お義父さんとお義母さんがかわいそうだから。」という思いで、一番長い長期保証を払いました。
ずっと反対していたのは夫でした。
「父には買わなくていい。すぐ質屋に売られる。」
そして秋が深まる感謝祭。
私は、2歳の第一子、
そして7ヶ月の第二子がいるのに、
第三子を妊娠して2ヶ月目でした。
つわりもひどく大変でしたが、
頑張って夫の実家に帰ることになりました。
これで夫の家族(祖母、叔父、叔母、イトコなど。)ほぼ全員に会えるのですが…。
夫の実弟だけには会えませんでした。
理由は後ほど。
感謝祭1日目は、夫の母の家族と過ごしました。
感謝祭の夜には、クリスマスツリーの飾り付けをするのが楽しかったです。
しかし途中、夫の父が怒って、夫に電話をしてきました。
「感謝祭なのに、父親の家族に、顔を見せないとは何事だ!」
「うるさい!もう会いにいかない!」
あーあ…💦あっという間にケンカになってしまいました。
その電話のやり取りを見た夫の母は、
「もう父親からの電話に出るな!ブロックしろ!」
夫が高校卒業と同時に米軍に入隊して以来、
8年ぶりに過ごせる感謝祭だったのに。
しかし翌日、
家族じゅうが予想しなかった
驚愕の展開が…。