もともと夫は真面目な人で、平日は激務の後、ジムでトレーニングをし、疲れている為、平日は夜9時消灯でした。


朝5時起床の為、8時間は寝ないと気が済まないようでした。


その為、平日はお酒を一切飲みませんでした。


しかし金曜日の夜、

500ml の缶ビール12本を買ってきて、おそらく深夜1時くらいまで飲み、そこからおそらく焼酎も飲んでいました。

自宅のテレビでゲームをしながら。


結婚して1年くらいは私も夫の好きにさせていました。


夫は仕事で疲れているのだから、金曜日土曜日だけは飲ませてあげようと…。


しかし時折、困ることが起こりました。 

酔っ払って意味のわからない話を延々とされたり、リビングで吐いたり、ゲームに怒って高価なゲーム(プレステ)本体を、下のゴミ箱に捨てていたこともありました。

(私はゲームをしないので困りません。あ、ラッキーと思いました。笑い泣き)



その為、一年後に子供が産まれてから、


「ゲームとお酒は控えてほしい。」と頼みました。


夫がやっていたゲームは、日本の戦国時代のもので、リビングの大きなテレビで戦う映像を赤ちゃんに見せたくなかったのです。


もちろん赤ちゃんが寝ている時間、ヘッドフォンをしてゲームを嗜むのはオッケーでしたが、

問題はお酒でした。


金曜日、土曜日の朝5時まで飲まれたら、

土曜日、日曜日の日中、赤ちゃんを連れて外出が難しくなります。


夫は一旦は素直にオッケーをしてくれました。


「金曜日、土曜日でも夜中1時には寝よう。」という提案も、まあ守ってくれたり守れなかったり…。



しかし量に関係なく、夫は飲むとタチが悪くなりました。


暴れるとかではないのですが、


悪態をついてきました。


普段の優しい夫とはガラリと変わり、

こちらの感想は、「うわ〜めんどくさい!ゲロー」という感じです。


時折、同僚のアメリカ人男性が自宅に遊びにくることもあり、みんなで鍋を囲んだこともありますが、

お酒が進むにつれて、相手の男性が夫の絡みに「めんどくせえゲロー」と辟易しているのがわかります。


少し態度が荒くなるんです。


夫の上司がいらしていた時、夫は私のパソコンで音楽を流そうとしましたが、酔っ払ってうまくいかなかった夫は私のパソコンを乱暴に扱いました。


「あ、ちょっとやめてよ!」


私が遮ろうとした手を夫は思いきりスパーンッと払いのけ、


「うせろ、ビッチ!」と。


他人の前でとても恥ずかしく、みじめでした。



翌朝は覚えていないんです。


私が怒っていると、

翌朝はアルコールが残りイライラしているのか、

「そんなことしてない」と逆ギレして、ふて寝したり。


私の家系の男性はさすが沖縄、みんなよく飲みましたが、

飲んだら私の父や祖父はひたすら陽気になるだけたで、翌朝は普通に起きて仕事に行くので、夫のようにお酒でガラリとネガティヴなキャラに変わるタイプは初めてでした。



しかしまだ救いはありました。


私が「お酒をやめて!」と怒ると、冷静な時の夫は、

「君の言う通りだ。

僕は確かに飲みすぎた。

やめるよ、ごめんね。

僕が大切なのは、君と子供です。」

と言い、

本当に数ヶ月は飲まなかったり。


しかしお酒で大きな問題を起こしました。