先日無事に安定期を迎えることができ
何をしたから今回初期流産しなかったのか
自分の不育症が結局何が原因だったのか
自分なりに考えてみました
①私の年齢
これは普通に考えてそうだろうと
最初から分かっていたことですが
1番初めの流産時の年齢が36歳でした
ただ、30代後半でも流産率は
20〜30%であり
それが4回連続で続く可能性は
0.16〜0.81%とまずありえない
数字なので年齢による卵子の質以外の
原因があると思いました
実際私がPGT-Aをしてみた時
正常胚の獲得率は年齢通り(30〜40%)
という結果だったので卵子の質は
普通に年齢相当だったという
ことだと思います
②夫の精子のDNA損傷
これは不育症の検査で分かったのではなく
PGT-Aをするために体外受精を
する必要があったので
そのための検査でこの事実が
判明しました
精子DNA損傷による流産については
まだ新しい説らしく
きちんとした研究結果や
エビデンスは確率されてないのですが
私が以前調べた時は
3回以上流産を繰り返している人の
パートナーを調べたら
DNA損傷率が普通より2倍以上高かった
という研究結果も見ました
これ本当に声を大にして言いたいのですが
不育症について複数の医療機関で
検査してもらいましたがその検査の全て
母体側ばっかりでした
男性側の検査は一切なし
不育症と関係ない検査で分かったという
そして実際にDNA損傷がない精子を
選別できるZyMotというオプションを経て
獲得した正常胚を移植して
今現在のところ妊娠が継続できているので
私の中ではこのDNA損傷という原因も
大きかったのではないかと思っています
何が言いたいかというと
不妊症と違って不育症はたぶんまだまだ
女性側の原因とか問題とばかり考えられていて
実際に私が見てても不育症カップルの女性は
自分が原因で自分が悪いんだと
考えてしまっている方が多いのですが
(実際に私もそうでした)
男性側にも問題がある場合はある
のではないかと
よくよく考えたら当たり前な気もする
卵子と精子が出会って受精卵になるんだから
女性側ばっかり原因あるわけないと思う⋯
個人的な考えでしかないですけど
だから、不育症で悩んでる方がいたら
自分ばかり責めないで
可能であれば男性側の検査も
できればいいのかなと思いました
ていうか男性側の原因についても
もっと研究進んで欲しいですよね
③着床しやすすぎた?
これは完全に根拠やエビデンスはなく
私の予想というか個人的な考えでしか
ないのですが
上記の通りうちの場合
卵子側・精子側ともに
原因がありましたが
そういう問題のある受精卵は本来は
普通は着床しない、もしくは
着床しても育たず化学流産に
なるんだろうなと思うんです
だけどうちの場合
そういった受精卵でも
着床してある程度育ってしまって
流産して⋯と数ヶ月を
棒に振ってしまう事になるので
その結果いい卵子のターンを
逃してしまっていたのか⋯?と
その辺は完全に私の想像ですが
だけど不妊クリニックの先生の言葉を借りると
そういう問題のある受精卵を排除するのは
人間の本能であって、それが弱いという人は
一定数いる
との事でした
つまり結論としては
私の年齢なりの卵子の質の低下と
夫の年齢なりの精子DNA損傷があって
普通はそういう高齢カップルは
不妊症となるけれど
うちの場合は着床して
ある程度育ってしまうので
結果として不育症となった
という事なのかなあ、と
これに対して
①←PGT-A
②←ZyMot
をする事でうちの場合クリアできたと
考えています
ちなみに私は
バイアスピリン内服と
ヘパリン注射をしていましたが
抗カルジオリピン抗体(抗リン脂質抗体)と
第XII因子で引っかかったそうで
ただそれは
不育症専門クリニックでは
問題ないとされたくらいの数値で
そこでは治療の必要はないと
言われていて
抗カルジオリピン抗体も第XII因子も
ほんのちょびーっと正常範囲から
逸脱してたくらいだったので
バイアスピリンやヘパリンが
どれほどの効果があったのかは
正直分かりませんお守りくらいの感じ笑
やっぱりZyMotをして
正常胚を移植したのが
大きかったと個人的には
思っています
結論何が言いたいかというと
不育症についてもっと原因とか
研究進んで欲しいし
不妊症のように保険適用になれば
不育症について検査をしたり
PGT-Aももっとできる人が
増えるだろうな⋯ということ
少子化うんぬん言うなら
産む前から手厚くして欲しい
っていうのが正直な気持ち⋯
色々と言いたいこと書いて
文章が散らかってしまいましたが
色んなパターンがあると思うので
これはあくまでもうちの場合でしたが
この記事が少しでも不育症で悩む方の
参考になれたりお役に立てたら
いいなと思います