(発症から初期治療…動注療法~手術~抗がん剤治療までの回想です)
手術後の話に戻ります…
ブラブラのドレーンも巣立ち、便秘との闘いでフロアをうろつく毎日を過ごしていた。
ドレーンが外れても、なんとなく鈍痛や違和感があって体も重く、(いや、体重だけの問題やなくて!)シャキシャキと歩けなかったのに、
なぜか突然、痛みも感じず普通に歩けるようになった。
看護師さんから「りんさん、急に身軽になって足取り軽いね~」と言われたけど、本当にある日突然、普通に歩けるようになったんです。
回復力ってすごいね。
で、快適(?)になった入院生活を満喫中(?)だったある日。
担当医のR先生が突然
『りんさん、退院しましょう!』
…いきなりか!
急すぎるやろー。
『順調だから♪』
いや、そういうことじゃなくて。
『週末でいい?』
3日後ですやん!
本当にいきなりすぎるってば。
ということで、
2012年8月、手術のために入院してから14日目に退院が決まった。
急でびっくりしたけど、
不安いっぱいだけど、
家に帰れることは素直に嬉しい。
家族に迎えのお願いをしたり、少しずつ荷物を整理し始めたり。
(本当に14日間?ってくらいの大荷物だったので)
そして退院前日の朝。
なぜかお腹の辺りが冷たいことに気付く。
…濡れてる?びしょびしょじゃん!
一体どこで何の粗相をしたのかと思ったら、ドレーンを抜いた跡から大量に漏れていました、体液。
もービックリ。
明日退院だってのに、なんじゃこりゃー。
看護師さんを呼び、ガーゼを替えてもらうも、またすぐにビショビショ。
結局、先生を呼んでもらうことに。
こりゃ退院延びるなぁと思っていた。
ら。
『縫っちゃえば大丈夫。縫いましょう』
え?今ここでですかい。
「ま、麻酔は…?」と恐る恐る聞いたら
『麻酔はしません。そのままいっちゃいましょう』
マジかーーーー!!
『縫うのも一針だから、麻酔の一針は意味ないですよ』
いや、意味はあるだろう。
安心感という必要不可欠な意味が。
『どっちも一回痛いだけだから、やっちゃいます』
やっぱり痛いんだね…って、決定か!
「先生、泣いてもいいですか?」
『ひゃー!って言ってもいいですよ』
…ひゃー!だけで済むの?
で、意識のある時に生まれて初めて縫われました。
実際は一瞬痛かっただけなんですが、「縫う」とか言われたら普通はビビリますから!
縫ってるとき、私の気を紛らせてくれたのか先生と看護師さんと血液型の話で盛り上がり。
「R先生は絶対O型ですよね!」
『わかる?りんさんも絶対Oでしょ。』
・・・いや、違うから。
『じゃーB型だよね』
・・・違います。
『A型?ありえないー(爆笑)』
・・・AA型ですけど。
そんな女子っぽい(?)会話をしながら終了~。
「でも先生、こんなになっちゃって退院は無理でs…」
『いや、退院出来ます!』
えーっと、今、食い気味に言ったね?
『退院後にまた出てきちゃったら来てください』
出てきちゃったらって…
出来ることなら完全にふさがってからにしていただきたいです。
ということで、
前日に一針縫ったけれど、翌日無事に退院しました。
…たかが退院したって話がなぜこんなに長くなるのか、
自分の文才のなさに笑えます。
笑ってる場合じゃないですか、そうですね。
ほんとスミマセン。