2軒お隣さんはイタリア人ファミリー
私がアメリカに来て1年そこそこの頃・・
朝早くに仕事に出かける奥さんと入れ替えに、奥さんのお母さんが
遠くから孫のベビーシッターのために毎日通ってきていたんです。
ベビーシッターと言っても、小学1年生の子
スクールバスに乗せて、またスクールバスで帰ってくるまではやることがない・・
アメリカには(正確にはイリノイ州には)12歳未満の子供を
子供だけで留守番させてはいけない法律があるため
スクールバスが到着する時刻には大人が家にいなければならないのです。

子供たちが学校に行っている間、暇を持て余しているおばあちゃんと
よく一緒に料理をしました。
英語が不得意で下手ッピーな私に
ご自分も若い頃にイタリアから移住してきて、当時、言葉の壁で苦労した・・
そんな話を、イタリア訛りの強い英語でよく話して聞かせてくれました。

料理好きという共通点もあり、おばあちゃんと過ごす時間は本当に楽しかった。
日本人には馴染みのない野菜の調理法や
イタリアの家庭料理を教えてもらいました。
「レシピなんてないわよ~~実際に作って見せてあげるから来なさい」
そんな感じのアバウト豪快・・・
イタリア人の明るさを体中から発散しているような女性

下の子が12歳になったと同時に毎日通って来ることもなくなり
会うこともなくなってしまったけれど・・今もお元気にしてるようです。

おばあちゃんに一番初めに教えてもらったのが、このブルスケッタです。
にんにく,オイルの量などは、大分減らしてありますが・・・


ブルスケッタ/イタリアンガーリックトースト

<材料>
  プラムトマト(青いかための物)      4個
  にんにく                   1~2片
  バジル                    4~5枚
  エキストラバージンオリーブオイル    大さじ1
  塩                       小さじ1/2
  粗挽き黒こしょう              少々
★イタリアンガーリックトースト
  イタリアンブレッド              10枚
  にんにく                    4~5片
  オリーブオイル                大さじ5

<作り方>
① トマトを5~6ミリ角くらいに切る。
   にんにくをみじん切りに、バジルの葉を適当な大きさにきざむ。
② 全ての材料をボウルに入れて混ぜ合わせ、ラップでふたをして
   2時間以上、冷蔵庫で休ませる。
③ 小さな容器にみじん切り又はすりおろしたにんにくと
   オリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、パンに塗り
   オーブントースターでこんがりするまで焼く。

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■ 凛りんは、にんにくみじん切り、すりおろしはガーリックプレス を使います。



日本のレシピを見ると完熟トマトと指定しているレシピが多いので
おばあちゃんに聞いてみました・・・なぜ、青いトマト???って・・
「そんなの昔から決まってるのよ!!私好みだしね~」だそうです・・(笑)
だから私のブルスケッタも、完熟していないかたいトマト使用です。
確かに、完熟トマトだと皮が邪魔になるので湯むきしなければならない・・
若いトマトだと皮が全く気にならず、時間がたっても美味しいままです。






にんにくのみじん切りや、すりおろしって結構面倒ですよね。
まな板や、おろし器にニオイが移ってしまうし。
ガーリックプレスを一つ買っておくと便利ですよ~

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