昨日飲み会で出かけていました。
週末の終電は混んでいて、私と同じくらいのご婦人の隣に座りました。
出発までは数分あり、隣の方は眠っていました。
すると突然起きて立ち上がり降りようとしたので、まだ出発前ですと言うと
ホッとして座り直し、次の駅で下車するから、それまでは起きていたいとの事。
私の降りる駅はその方よりも遠かったので、少しお話しましょうかと私から言いました。

お互いほろ酔い加減のせいか遠慮なく話し始めました。
というか私は、聞き役でしたが。

彼女は最近離婚したばかり引っ越しして職場も変わり、看護士として働いている。
まだ試用期間中の立場で、既に上司からは覚えが悪いとか仕事できない人とか
いろいろつらい事を言われている。試用期間が終わったらクビになるかもと
不安に感じているそうです。

家族の事も話をしました。
娘さんが2人いて、皆独立し仕事をして暮らしているそうです。
だから自分一人が生活できるだけの収入があれば、仮に今の職場がダメでも
資格があるので、どこかで暮らしていかなければいけない。
まるで自分は、
       ジプシーのようだ、と。

そして実母の事が嫌いで仕方なかった。
でもこれって自己否定だよね。

もっと自分の事を好きにならないとね、と。

彼女は冷静に自己分析して
自分自身に問いかけ、自分自身で答えを出している。

私は気づきました。
もしかして”相談”したい人は、既に答えが出ている。
それを”相談”を受けた人が話を聞く事で、それがわかるという事。

彼女は下車する時に私に言いました。
沢山話が出来て良かった、ありがとう。
お互い名前を聞いたりしなかったけれど、親友のように”おやすみ”と言って
別れました。
私にとって感慨深い、不思議な出会いでした。