曽野綾子さんの、

”恐るべきは、精神の貧困

この言葉に惹かれて、図書館から借りてきました。


特に、ルールより人としての常識の章で
常識とは何か?

人間社会の規則、人と人を上手くつなぐための考え方。

”世の中の常識というものは、)自分があるからこそ認められる。
自分と常識とが間違っていることを十分に分かっているからそれに従える。
大勢の人が言うことだから価値があって正しいと考えるのは間違っている。
この二つは似ているようで全く違っていて、自分自身に錘がついてないと、
水面を流される浮草と同じになってしまう。”

全てのことに両面がある。つまり善と悪は隣り合わせであること。
不平等は当然である。
臨機応変に自分で考える。
義務を果たしてこそ自由。

”自由の制限”   人間の自由には常に制限や義務が伴う。そうでなければ、この世
つまり地球上の生活は現実として成り立っていかない。

本物の自由とは、この世の様々なしがらみの中で自分が生きている意味を考えて、
何かをし、過ごしていく事。

沢山の素敵な言葉に出会えて良かった。
この本に感謝です。