すべてがかかった決勝戦。
この歌唱ですべてが決まる。
泣いても笑っても今日この瞬間
15年越しの夢に
激アツリーチがかかった
わたしにとっては
突然目の前に降ってきた
一世一代のチャンス
みんなそう思っていたのかもしれませんが
気持ちだけは
このときわたしが誰よりも
強かったと思います。
わたしを含めて
この3人の中の誰かが
優勝しCDデビューを獲得します。
1500人の観客の視線
目の前には10人の審査員
こちらを向く複数のテレビカメラ
緊張しないわけがない
この状況で
わたしはサビのところで
思い切り
音程を外してしまったのです!
練習のときには
ありえない痛恨のミス
やっぱりわたしって
ここぞというときいつも
チャンスを掴めない星のもとなんだ…
という泣きたい気持ちと
この3人の中で
選ばれるのはわたししか
いないじゃないか
という謎の自信
真逆の思いが
頭の中をぐるぐる回っていました。
