●オンラインレッスンの内容
当教室は「LINE」を用いたオンラインレッスンを実施しております。以下、当教室の主軸である「真麗師範コース」の例を御紹介いたします。他のコースもおおよそ似た内容になります。

昔の書家の古い書や先生の書を手本としてそっくりに真似て書くことを「臨書」といいます。この臨書においても特に、古典的なはるか昔の作品を手本とすることは書道の世界において中国でも日本でも古来より行われてきた伝統的な練習方法で、当教室は古い偉大な名品を手本とした本格的で古風な書道を学べます
大きめの筆で半紙に5文字ほど大きく書くというような練習は世間で広く行われていますが、当教室では小筆で小さく多くの文字を書きます。書道の歴史上は小筆による書が主流であり、現代社会においても小さな文字を書くことが圧倒的に多いです。ですので日常的な普段の文字に活かせるよう、小筆による実用的な練習がメインとなります。その方が字が綺麗になります✨️

レッスン3回ごとに、臨書に加えて指定された文章を手本も何も見ずにボールペンまたは小筆で自分の能力だけで美しく書くという課題にも取り組んでいただきたいと思います。お手本に頼らず独りで美しく書く習慣は美文字の上達に欠かせません。
またこれらの課題は上手く書けるに越したことはありませんが、完璧にこだわりすぎなくて大丈夫です。「ここ上手く書けなかったなぁ…」と感じたままご提出いただいても構いません。ある程度心に余裕を持って楽しく取り組むことは大切にしていただきたいです。書道を頑張りすぎてストレスになってしまっては本末転倒ですから✨️勿論苦痛でなければ、限りなく完璧を目指して何度も何度も書き直すのも良いです!

また、課題となる古典作品にまつわる歴史・理論を親切で分かりやすい解説資料で学べるのは当教室最大の特長です。それにより書道に対する知識や理解が深まり、より楽しく意欲的に書道を嗜むことができます。筆遣いの実演をご説明した丁寧な動画も毎回お送りしますので、書道の技術が身につきやすいです。毎回のレッスンで異なる古典を学ぶので、短期間で多くの知識と経験が得られます。
自分お気に入りのリラックスできる空間で、古典とその歴史に向き合い美しい文字を書くゆったりとした時間。日本の伝統・芸術・知性の象徴でもある書に触れることは、目まぐるしい社会生活に安らぎや彩りをもたらしてくれることでしょう✨書道を続けていれば実生活に活かせるうえに、いずれそれが自分の大切な誇りとなり自信をも持たせてくれます。
実際のレッスンのサンプル動画・資料(無料体験のようなものです)を無料で配布しております。興味のある方はお問い合わせのページへお進みください!
●オンラインレッスンの流れ
当教室の主軸である「真麗師範コース」の場合です。他のコースもおおよそ似たような流れになります。

指定された期日までに、ご自身で書いた課題作品を撮影してLINEでお送りください。またご質問がありましたらLINEにてメッセージまたは必要に応じて動画で、どうぞお気軽にお尋ねください😊
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添削動画

解説資料の一部
私の方から「ご提出いただいた作品への総評と添削・アドバイスの動画」「いただいたご質問への回答メッセージまたは動画」「次回課題についての解説資料と解説動画とメッセージ」「次回課題のお手本」を期日までにLINEにて送信いたします。
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解説動画や資料をご覧になり、お手本をよく観察して次の課題作品を書いてまたご提出ください。
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資料、解説動画を私からお送りします。
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この簡単で分かりやすいレッスンの繰り返しになります。
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そのまま継続すれば最高位である「真麗師範」に認定されます
古典のお手本は毎回ある程度の量をお渡しします。課題の範囲はその一部ですが、自主的に練習したい場合はそれ以外の部分もぜひご活用ください。厳選した非常に優れた古典ばかりですので保存しておくとためになります。
一回あたりのレッスンの学びは非常に濃いですが、多くても月2回ですので課題はある程度ゆとりを持って取り組める量です。ご自分次第でもっと高みを目指したければより沢山の練習を積むこともできますし、もっとゆるりと気楽に書と向き合うこともできます
お困りごとやご要望ございましたら随時ご連絡を受け付けておりますので安心ください!
解説動画や資料はご家族やごく親しいご友人等常識的範囲で、多少お見せていただいても大丈夫です。多くの人に共有、毎回の内容を全て見せる等はお控えいただけますようご協力お願いいたします!🙇
⚠️通信環境によっては動画のダウンロードに長い時間がかかる場合があります。
●ご準備していただく道具
筆ペンまたは小筆
基本的には筆ペンで書いていただいて大丈夫です。その場合フェルトではなく、毛筆の筆ペンでお願いします。よく売っている「ぺんてる筆 中字」程度のサイズをおすすめします。大きめの字も小さめの字も書けます。実用書コースの場合、筆は無くても受けられます。

↑ぺんてる筆 中字
ボールペン
太さは0.5〜0.7くらいがちょうどいいかと思います。
書道用半紙
普通の印刷用紙でも大きな問題はありませんが、書道の経験としてはやはり、筆を使いますので書道用半紙が望ましいとは思います。安いもので大丈夫です。買うべき紙の種類に迷う場合はお気軽にご相談ください。実用書コースの場合はボールペンだけでも取り組めますので印刷用紙で大丈夫です。
文鎮(あった方が便利です)紙をおさえるペーパーウェイト。書道用ではなくても大丈夫です。小筆で書く時はそれほど紙がずれることはありませんが、それでも無いよりは安定します。
下敷き(あった方が便利です)
100均にうってるような硬筆用のプラスチックの下敷きで良いと思います。凹凸がある机でボールペンで書く場合に、平らにしてくれる役割があります。それと筆で書いたときに、机に写るのを防ぎます。
墨汁(小筆を使う方)
安いもので大丈夫です。小筆は墨を全然使いませんので、小さいサイズのボトルで十分かと思います。
墨池または硯(小筆を使う方)
墨汁を入れるのに使います。小筆なので小さめで大丈夫です。しかし、墨汁が入り使いやすければどんな容器でも大丈夫ですので、墨池でなくても大丈夫です。
字典(あった方が便利です)

当教室は大昔の古典作品を手本としますので、今の漢字とは構造が違ったり、草書や篆書、平仮名でさえ全く読めない字が出て来ます。課題部分については訳文を記載してますので読めます。しかし字典を持っておくことで、昔の漢字や平仮名の世界への理解をより主体的に深めていくことができます。文字の世界観がよく分からない不安な気持ちのまま書道をやるよりは、字典である程度知識を持ったうえで書道に取り組んだ方が楽しく、上達も早いと思います。色んな辞典がありどれも一長一短です。買うべき字典が分からない場合はお気軽にご質問ください😊