●オンラインレッスンの内容

昔の書家の古い作品を手本として、真似て書くことを「臨書」といいます。当教室はこの臨書を軸として、本格的な書道を学べます😄

その月の2回目のレッスンは臨書に加えて、指定された文章を手本も何も見ずに、ボールペンまたは小筆で自力で美しく書くという課題にも取り組んでいただきお送りいただきたいと思います(月一回のレッスンの場合は毎回お送りください)。

一般的な書道教室のように大きめの筆で半紙に5文字ほど大きく書くということはあまりせず、小筆で小さめの紙に多くの文字を書きます。書道の歴史上は小筆による書が伝統的かつ主流であり、現代社会においても小さな文字を書くことの方が圧倒的に多いですので、小筆の練習がメインとなります。


また当教室はどこの協会にも所属していない完全な自営業ですので、できる範囲になりますが柔軟な対応ができると思います。何かしらお困りのことや、ご要望がありましたらお気軽にご相談ください。



実際のレッスンのサンプル動画・資料(無料体験のようなものです)を配布しております。興味のある方はお問い合わせのページへお進みください!



●オンラインレッスンの流れ(月2回の場合

指定された期日までに書いた作品を撮影してLINEでお送りください。またご質問があればLINEにてメッセージまたは動画でお伝え下さい。
          ↓
私の方から、いただいた作品について・ご質問について・次回の課題についての 資料と解説動画を期日までにお送りします。早く提出していただければその分早くご返信します。
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解説動画と資料をご覧になったうえで、作品を書いてご提出ください。
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資料、解説動画を私からお送りします。
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この繰り返しになります。



⚠️通信環境によっては動画のダウンロードに時間がかかる場合があります。



●ご準備していただく道具
必ずしも下記全てが必要というわけではありませんが、「フリーコース」以外のコースで長く続けられる方は揃えていただくことをオススメいたします。

小筆…基本的には筆ペンで書いていただいても大丈夫です。その場合フェルトではなく、毛筆の筆ペンでお願いします。よく売っている「ぺんてる筆 中字」か、それより少しだけ小さいくらいのサイズをおすすめします。あまり大きすぎると小さな文字がかなり書きにくくなります。また、通常の小筆もご準備いただきたいです。墨汁の量をコントロールする経験もしていただきたいですので。

↑ぺんてる筆 中字

大筆…たまにしか使わないのですが、大きく書く表現は近代においては主流であり、身につけていただきたいのでご準備いただきたいです。ただし、レッスンを始めてからしばらくは使いませんので必要になってからご購入いただいても大丈夫です。筆の毛の根本から毛先までの長さが5.5センチくらいのものですと半紙にも半切という大きいサイズの紙にも使えてよろしいかと思います。毛は羊毛と馬の毛を混ぜた兼毛筆がバランスがよくてオススメです。書道専門店や品揃えの良い文房具店で「半切サイズの紙にも半紙サイズの紙にもどちらにも使えるくらいの大きさの筆が欲しいです」というように聞いていただけるとちょうど良い筆を出してくれると思います。

文鎮…紙をおさえるペーパーウェイト。書道用ではなくても大丈夫です。小筆で書く時はそれほど必須ではありませんが、大筆の場合おそらく必要です。

半切…半紙よりだいぶ大きい縦長の書道用の紙です。あまり使いませんが、長く続けているといずれ少しだけ使います。もしご購入したくなければ、半紙を繋いで代用することも可能だと思います。

硯…墨汁を入れるのに使います。しかし、墨汁が入り使いやすければどんな容器でも大丈夫です。時々、墨をすって書いてみたい方は必須になります。


書道用下敷き、半紙、墨汁



道具の値段はピンキリです。お高い道具でも、リーズナブルな道具でもどちらでも大丈夫です。