鉄球トレーニング

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人体の中で一番自由度の高い関節が『股関節』です!

 

 

胴体力の開発者である故・伊藤昇先生は、自由な動きを可能にする究極のニュートラルポジションとして『股関節の捉え』という概念を喝破していました。

 

 

『股関節で捉えた立ち方』は重さと軽さ、強さと柔らかさを併せ持った状態と説明されていました。

 

 
この股関節の捉えと身体の中心軸の確立を高めるトレーニングとして、鉄球を使ったトレーニングがあります。

 

 

今回はこの『股関節で捉えた立ち方』で、鉄製の楕円球(重さは3キロ)=鉄球を包み込むように持って、上下に振るトレーニングを紹介します。

 

 

 

鉄球と自らの重心を一致させながら、骨盤がバスケットボールのドリブルのように弾んでいく感じです。

 

 

鉄球と重心との一致をいかに持続するかがポイントです。

 

 

 

膝の屈伸はあくまで重心を落とし込んだ反発を利用し、膝のみの屈伸運動にならないように注意が必要です。

 

 

屈伸すればするほど力む感覚が消えていき、骨盤の重みを感じられるようになると伊藤先生は著書の中で書かれています。

 

 

私自身の個人的な感覚で言えば、屈伸する度に『足裏のアーチ』がハッキリしてくるのが分かります。

 

 

足裏には親趾側と小趾側の『縦のアーチ』とMP関節とリスフラン関節の『横のアーチ』がしっかりして、まるで人間トランポリンにでもなったかのように感じられる時さえあります(笑)。

 

 

普通、鉄製のものを使ってのトレーニングは、筋肉がパンパンに張ってカラダが重くなり、疲労感が残るものですが、この鉄球トレーニングが正しく出きている時には、むしろカラダが軽くなります。

 

 

10代の頃ウエイトトレーニングに夢中だった時は、トレーニング終了後にクタクタになっていましたが、鉄球トレーニングは終わった後、動きたくて仕方ないような、ウズウズするような爽快感が残るのが面白いところです。

 

 

鉄球屈伸の垂直落下の軌跡を観た時、昔から行われていた薪割りや、重い木刀の素振りなどと共通するものがあるかもしれません。

 

 

上下の屈伸は胴体と足脚の区別を明確にして、重心の高低を自在にしてくれます。

 

 

左右の捻りは骨盤と肋骨の区別を明確にして、体重移動をスムーズにする効果がてきめんです。

 

 

伊藤先生は「普通の人なら2,000回、プロならば10,000回は振れなきゃだめですよ~」と微笑みながら仰っていました。

 

 

リラックスした状態で「いくらでも繰り返せる」感覚が出ることが大事です。

 

 

上手く動けている時は「ずっと出来る!」という感覚が出てくる場合が多いと思います。

 

 

このトレーニングを行うことで中心軸の確立とリラックスを感得できるようになってくると思いますので、ご興味のある方はぜひ今度やりましょう\(^o^)/