グリオーマとの闘い

グリオーマとの闘い

2014年7月、最愛の父がグリオーマと診断され、余命6ヶ月の宣告を受けました。

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早いもので、父が亡くなって、間もなく三七日(みなのか)を迎える。

朝目覚めても何もする気になれない。
ここ数ヶ月は、父の顔と頭を洗い、ヒゲを剃ることが日課だった。父の温もりを感じることができる幸せなひと時だった。

今日も庭先で野鳥がさえずっている。
今まで鳥のさえずりなど、あまり気に留めることもなかったが、最近は殊の外敏感になってしまった。

父はカラオケでよく『千の風になって』を歌っていた。

♪朝は鳥になってあなたを目覚めさせる♪

もしかしたら、庭先の鳥は父なのかもしれない。
「パパがいつもそばにいるんだ。」と前向きに捉えることができたら、どんなに楽だろう。しかし、今の私にはとうてい無理なことである。
鳥のさえずりを聞くだけで、涙が溢れてくる。

今日も何もすることができないまま、昼になってしまった。