辛味噌ラーメンの「辛い」は豆板醤 |  高橋倫平 父してます!

 高橋倫平 父してます!

二児の父、そしてたまに役者。
覗き見してくれる人たちがハッピーになれるようなブログを
投稿していきます!

西浅草の路地裏。
朝から数時間雨にうたれた私は、
空腹を満たすため、赤の看板が一際目立つ
点心の店に入った。
カウンター5席の狭い店。
メニューに
オススメ!辛味噌ラーメン500円
と言うのがあったので、それを頼む。
「辛いの大丈夫かい?」
「あ、好きです」
辛いのは好きだけど辛いのには弱いから、
変な受け答え。
当店独自の調合みそ
と書いてあった。
そう言うのって、ちょっとわくわく。
ラーメンの器にその味噌をいれて、
次に取り出したのは、豆板醤。
しかもスーパーに売ってるような市販のやつ。ドバドバ。

おい!ちょっと待て、確かに辛くなるけど、
市販だろ、それ!うちの冷蔵庫にも入ってるヤツだ!せめて、パッケージくらい取ってくれ!
独自の調合味噌が台無しじゃないか!?

「めん、大盛にするかい?値段一緒でいいよ」
「えっ?あ、それじゃお願いします」

「この店初めて?」
「ずいぶん前に一度だけ」
「もっと来なよ、ここら辺でこの値段なら安いだろ?」
「近くに320円のラーメン屋さんありますよ」
「あっ、そうなのか?」

大盛辛味噌ラーメン到着。
独自ブレンド味噌と市販の豆板醤が効いて、
汗が出るくらいぽっかぽか。

「お兄ちゃん結婚してるの?」
「はい」
「そうか、家族のために雨の中働いてるんだな」
「まさにそれですね」

ラーメンを食べる時はスープまで飲み干したい派なんです。
ラーメンはスープが命だったりしますでしょ。たとえ、市販の豆板醤が大量に入っていても、ちゃんとスープも飲みきりたいんです。
大盛にしてくれた事もあって、そりゃもうお腹パンパン。
さて、空腹も満たしたので、お店をでましょうかね。と思って、お代をカウンターにおいたら、

「肉まん食べるか?」
「えっ?」
「ちょっとふかしすぎちゃったから、やるよ」
「それじゃ、いただきます」
「不味かったら捨ててもいいから」
「絶対に捨てません」
「からし、つけりゃちょっとはましになる」

そう言って、
肉まんと
納豆とかに入ってるような小さいカラシを二つくれた。何故か種類が違うカラシ。
何で種類が違うんだよ!って言うツッコミもしたかったけど、ぐっとおさえてありがたく頂きました。

しかしながら、大盛ラーメンをスープまで飲みきってパンパンの私には肉まんを食べるのは中々ヘビーでしたけども、せっかく頂いたので、頑張って食べきりました。

KIMG1190_20160307170258.jpg


メニューを見ると
「肉まん250円」
って書いてある。
ラーメン500円で250円の肉まん頂いて、
実質、250円しか払ってない感じ。

なんか、すんごい得しちゃった感じです。
しかし、あのお店、こんな大盤振る舞いして、長く持たない気がするわ。

肉まんは、お腹いっぱいでも、ふかしすぎていても、美味しかったです。
点心の店って書いてあったし、
いつか、餃子シュウマイセット500円でも頂きに行こうかしら。

その時まで、お店、潰れませんように。