そして、2月。
学校見学に行って
「第一志望じゃない、第0志望だ!」
と本人に言わしめた学校。
父も母も、この学校が1番息子に合っている。
この学校に行かせてあげたい。
そう、思う学校。
12月にあった推薦選抜では、
推薦文を父が書き、母がそれを清書するなど、
家族一丸で挑み、書類審査は通ったけども、
面接で不合格。
10倍以上の倍率を抜け出す事はできませんでした。
一般選抜は
適性検査+実技の検査もある
他とは一線を画す学校でした。
直前に受けた模試では
合格率30%。

適性検査1の点数も平均よりもとんでもなく下。
実技は点数をつけるにも至らないほど。
この結果を見た時の絶望感。
この結果は絶対に見せられない。
そう思いました。
どこかに学びに行く事ができない実技の練習には苦戦しました。
作図したり、それを製作したり、
頭の柔軟性、問題に向き合う対応力を求めていたのか。
最初はまるっきりできませんでした、
「実技なんてしたくない!」
と何度も声を荒げて、
未完成品を潰したりしていました。
それでも、次第に完全させることができるようになり、
時間も短縮させる事が出来るようになっていきました。
1ヶ月間色々な事に一生懸命取り組みました。
受検日が近づいていくと、
過去問を解けば、どの年代も100点。
製図、製作もスムーズになり、
やってきたことが実を結び始めた事を実感。
ただひたすら、
すげぇなぁ。
と思いました。
受検当日。

学校が遠い場所にあるので、5時起きの6時出発。
1時間以上かけて学校に向かいました。
「今日まで、よく頑張ったね。
君の事を誇りに思う。
めっちゃ楽しんでおいで。」
4時間の入学検査を終えて、
校内から出てきた彼は、
興奮しながら、内容を話してくれました。
充実した表情に、
全力を出しきることが出来たという
思いを感じる事ができました。
頑張った息子には
「お疲れ様」
と伝えたい。
仲の良い友達が合格を先に勝ち取ったり、
なかなか、合格を手にする事ができなかったり、
精神的にキツイ事は沢山あったと思う。
やってきた事の全てが君を形成する糧となった。
本当にお疲れ様。
そして、
その息子を支え続けた妻にも
心の底から
「お疲れ様」
を伝えたい。
学歴もない、
勉強を教える知識もない、
経済力だってない。
そんな我々。
自分にはこういう事は向いていない。
自分の能力の域を超えてる。
と、わかっていながらも、
息子の為に
調べ、確かめ、向き合って、
行動して、
暗中模索、四苦八苦、
時には大喧嘩する事もあったし、
弱音を吐きまくったこともあった。
それでも、
ひたすらひたすら、
受験戦争に向き合い
ずっと、子供の事を思い続けてくれた。
本当にお疲れ様。
本当にありがとう。
この勝利はまさに、
君が生み出したモノ。
おめでとう、
本当におめでとう。
