臨月、予定日を2週間近く過ぎても陣痛の気配なし、予定日から17日後の明日入院して陣痛促進剤で出す。というその夜中に微弱陣痛が始まりました。
夫は飲み会でしたが、ひとりではどうにもならないと思い電話しても「わしは飲みよんやから帰れん。無理やろ。タクシーで行けや。」とのことでした。仕方ないので痛みに耐えながらゆっくり準備をしトイレに行ったら、おしっこではないような水が出てきました。破水かも?と、友達や病院に電話してやっぱり病院に行くことにしました。
そんなところに酔っ払い夫がいい気分で帰ってきました。「タクシー呼んだげる。ワシは明日仕事やから一人で行って~~」
ええー!っと思いましたが、びっくりした人がもう一人、タクシーのおじさん。
「えー!破水した!なんでご主人一緒に行かないんですか!えーーー俺、ひとりで?えーー?しかも隣町の病院まで!?」
と言いながらハンドルを切るタクシードライバーは満面の笑みで手を振る主人に見送られました。
私はバスタオルを股に挟んで座席が汚れないようにし病院までは出てこないでね、と割と落ち着いてお腹をさすっていました。
タクシードライバーのおじさんは運転中も終始「大丈夫ですかー!」「もうちょとですよー」と声をかけて頂き私よりもはるかに焦っていました。
病院についたら受付の人を走って呼びに行き、私の荷物を持って付き添いまでして頂き、「ご主人はこちらへ~」っと間違われ、、、。
タクシーのおじさんには本当にお世話になりました。親切な神対応に感謝しています。
「目の前の人を助ける」ということができるってすごいことだと思います。私もいつもこの言葉を大切にしています。
当たり前のような話ですが意外とできない人がいるのです。(続く)