冷えが起こす膝の痛みをセルフケア! | 体のミカタ〜 長崎発!予防医学の療術師〜

冷えが起こす膝の痛みをセルフケア!

春を迎えました!
でも朝晩はまだまだ冷える、昼間も湿度が低いと寒く感じます。

この時期、身体は一年の中で最も「冷え」を
蓄えていることを理解してください。
身体の不調の中で、膝(ひざ)の内側に痛みや
違和感を感じる方が多い季節でもあります。
 
これは身体の内部の冷え!
内科的なお腹の冷え、臓器で言えば
「腎(じん)」の冷えによる足の内側の筋肉が
吊り上げられて膝の内側関節の可動域が
狭くなる。 
また膝内側周りの筋肉が縮み硬くなるために
起こります。

日常、自分でできるストレッチで
膝の内側の縮み硬くなった筋肉を伸ばし、
膝関節の可動域を広げてください。

やり方はカンタン!
☝🏻足を開いて片方の足を伸ばしながら行う
「伸脚(しんきゃく)」 で足の付け根か
太ももの内側、膝周りの筋肉、ふくらはぎの
筋肉を伸ばすこと。

☝🏻筋肉がしっかり伸びていることに意識を持って先ずは無理なくゆっくりと!
  
☝🏻慣れて来たら足のつま先を伸ばして
太もも内側と膝の内側、裏側の筋肉をしっかり伸ばすことに意識する。
 
☝🏻つま先を上げ足首を反って直角にすることで
ふくらはぎの裏側と内側、膝の内側と裏側の筋肉を伸ばす。

足の付け根、つまりそけい部の筋肉から
足首まで、しっかり伸ばすことで縮みきった
膝の内側の関節を開くことで膝の不調を
予防できます。

☝️少しずつ腰を落として伸ばす筋肉の範囲を
広げていきましょう

自分の膝周りの筋肉がいかに縮みきっているか! 実感できるはずです。

 これは漢方で言う経筋(けいきん)のケアになります。
経絡(けいらく)はツボの流れ、
経穴(けいけつ)はツボ、
経筋(けいきん)は経絡と同じ流れに沿って走る筋肉のこと、

私達、施術従事者は患者様の状態が
経絡の異常なのか?それとも経筋の異常なのか?
を正しく判断して施術を行うことが必要です。