何気なく、テレビをつけてみると、昔、夢中になって観たアメリカのテレビドラマ、「ROOT」が放映されていました。
アメリカの黒人奴隷の3代記で、主人公は、クンタ・キンテという、西アフリカ、ガンビア出身の若者です。
白人の横暴な奴隷狩りにより、アメリカに渡るクンタ・キンテは、過酷な運命をたどります。それは、クンタ・キンテの子孫にまで及びますが、南北戦争を経て、時代の流れの末、奴隷制が廃止されるまでのその物語に、かつて、テレビにくぎ付けとなりました。
いまだに、人種差別というものは存在しますが、このドラマを観ると、かつての世界がいかに白人至上主義であったかがわかります。捕らえられるまでは、戦士としての誇りを持ち平和に暮らしていたのに、クンタ・キンテをはじめとした黒人たちが、まるで家畜のように奴隷船の棚に並べられ、アメリカへと運ばれて行く様子に衝撃を受けました。
しかし、クンタ・キンテのことは、アフリカの祖国で、語り継がれます。アメリカで生き抜いたクンタ・キンテの子孫が、自らのルーツを求め、アフリカを訪れた時、そのことを知るのでした・・・。
日本は、かつて、白人至上主義、帝国主義全盛の中、世界史上、初めて人種差別撤廃を世界に向けて訴えました。結果的には、受け入れられず、大国アメリカとの戦争に突入することとなります。さきの大戦の根底には、人種差別という魔物が横たわっていたと私には思えるのです。
話は戻りますが、ただいま、BS TBSで、「ROOT」放映中です。確か、4話か、5話くらいで完結したと思うので、今夜は、1話目で、まだまだ物語は続きます。1977年の作品ですが、映像もクリアできれいです。
おすすめのドラマです。