- 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)/京極 夏彦
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今回も、難解でしたね。難解というか、私の理解力が足りなかったというか(^_^;)
題名に出てくる鉄鼠<てっそ>というのは、頼豪というお坊さんが天皇への恨みで鼠に変化したと言われる妖怪です。それを元に……と言うか、その妖怪がいるかのように事件が起きる、と言う展開になってます。これは他のシリーズも同じですね。
死んでいるのに座禅したまま発見された僧侶、便所に頭から突っ込まれた格好で発見された僧侶、そして頭を殴られて殺された僧侶。とにかくお坊さんが沢山出てきます。
難解なのは事件そのものも勿論ですが、お寺や宗教の由来や枝分かれしていくつにもなった派閥の説明なども、難しい漢字や言葉が沢山出てきて、脳みそツルツルの私にはほとんど理解出来ませんでした。
でも、登場人物がそれぞれあらゆる意味で濃い人達が出てきて色んな事をやらかしてくれるので、何とか最後まで読めました。と言うか、事件の展開と結末が気になって、最後まで読まないと気持ち悪い(笑)
今回割と早く京極堂が出てきたので、それも嬉しかったですね。前回は中盤以降でしたから。
座禅についても色々解釈が出てくるんですけど、謎かけみたいなものをしなければならないって言う人と、ただ座っていればいい、という人も出てきて、座禅一つとっても由来とか極意とか、色々奥深いんだなと言うのを……細かい所までは理解出来ませんでしたが(笑) 分かった気がします。
漢字が沢山出てくるのは嫌!って言う人にはお勧め出来ませんが(爆) たまには複雑で奥深いものを読みたいという人は是非読んでみて下さいv