ぬしさまへ (新潮文庫)しゃばけシリーズ、第二弾です。今回は短編集でとても読みやすかったです。若だんなは身体が弱くて寝込んでばかりで、しかも口調はおっとりとしていて優しそうなのに好奇心が旺盛で、鋭い推理もします。周りには特徴的な妖怪が沢山出てきて、ちょっと書き方を間違えれば彼らに主役の座を奪われていてもおかしくないのに、少しも喰われてないのが若だんなの不思議な魅力ですね。
一番面白かったのは、仁吉の片思い話。そう言うオチかいっ、と突っ込まずにはいられないラストで、切なかったんだけど、思わず笑ってしまいました(^_^;)
次の第三弾も読みたいと思います。妖怪の事はよく分からない、と言う方でも純粋にキャラクターの一人として楽しめると思います。