女子高生の4割が、日本の広告に不快感を持っているそう。

 

「CMでは、家族の誰かが散らかした部屋を女性が片付け、ダイエットをして痩せた女性だけが恋愛成就する」。

「脱毛、日焼け止め、ダイエットサプリは、女性を主たるターゲットとして美しい女性のみを起用するため、女性はムダ毛がなく、白い肌で、痩せていなければならないという固定観念を植え付けられている」。

 

なるほど。

たしかにその通りだと思う。

 

私も常々、アナウンサーや受付、客室乗務員などを見るにつけ、女性はあきらかに見た目重視の人選をされているにも関わらず、男性は歯並びも悪くて太鼓腹のダサい人がそのポジションに選ばれるのを不思議に思っている。

(ここぞとばかりにブッ込むスタイルw)

 

見た目が良く、昔ながらの奥ゆかしさを兼ね備えた女性がモテるのは、大正だろうが令和だろうが変わりはないし、今後も変わることはないでしょう。

ただ、そういった女性だけが恋愛を成就するわけではないし、その人たちが軒並み幸せを掴んでいるいるかというと否である。

 

なんなら、恋愛成就しなければ幸せではないのか?

それ以外の幸せに気づいていないだけではないのか?

 

結局のところ、誰かから見た“一般的な幸せ論”“一般的な美”を自分に当てはめなければ、何かを見て不快に思うこともなくなるんだと思う。

男女を問わず、人を不快にさせないけれど、その人らしい行動をとれる人が一番美しいんじゃないかな。