6月ももう終わり・・・ってことで、
上半期面白かった本をあげてみたいとおもいます。
といっても今年に入ってから読んだ本で、
私としては去年ほどピンとくる本がそんなになかった気がするんですが、
丁度4冊だけ評価に★5を付けたものがありました。
では、順番に紹介しますね。
ランキングではありません。。。
『あと少し、もう少し』 瀬尾麻衣子 新潮文庫
寄せ集めで作った駅伝のチーム。陸上部の顧問は陸上に縁もゆかりもなかった女性教諭。こんな状態で大会上位を狙えるのか?
個性豊かな生徒たちの葛藤と頑張り、女性教師のいじらしさが良かった作品。
自分も頑張ろうっていう気持ちにさせてくれると思います。
『あなたの人生、片づけます』 垣谷美雨 双葉文庫
いろんな事情で片付けができない人々。そんな人々の部屋をすっきり片づけるのを仕事としている十萬里。それぞれの人がなぜ片付け出来ないのかをズバッと見抜き、そしてアドバイス。そして颯爽と片づける。
片づけられない方って意外と多いと思うんですけど、そんな方に読んで欲しいですね。
『合唱 岬洋介の帰還』 中山七里 宝島社文庫
この作品は中山七里さんファンなら絶対に読んで欲しい作品ですね。中山さんのシリーズものの作品の主人公が勢ぞろいする作品です。
ストーリーも面白かったですし、読み応えある作品だと思います。
『手紙』 東野圭吾 文春文庫
弟の大学費用のために強盗に入った兄。しかしそこで殺人を犯してしまう。
加害者の家族になった弟はそれ以来過酷な人生を歩むことになる。
加害者家族の過酷な心理状態、生活状況が描かれており、ちょっとつらいお話ですね。自分が罪を犯したわけではないのに、犯罪者のような眼でいつも見られてしまう弟の姿が描かれてます。
以上3冊が★5を付けたものです。
ミステリー好きの私ですが、1冊だけミステリーで
あとの3冊はミステリーじゃなかった(笑)
最近ミステリー以外のジャンルを読むことが多くなったかもしれないなぁ。。。
それとやっぱりミステリーって相当面白くないと★5ってつけられないですね(笑)
上記の他に限りなく★5に近く面白かったものとして
藤崎翔さんの『逆転美人』と昨日レビュー書いた
辻村深月さんの『傲慢と善良』も良かったです。
ほどほどに面白かった作品なら結構あるんですけどね。。(笑)