変わらないもの
こんにちは。幸恵です。
先月、大阪の梅田に行きました。
大阪生まれの大阪育ち
梅田までは自転車で行けるところに実家がある私には
梅田は庭・・・のはずでしたが・・・
JR大阪に着いた時点で
既にどちらに向いて行けば良いか分からず
駅を上がったり下がったり・・・
話には聞いていましたが
これほどまでに変わっているとは・・・
かるいショックでした。
急速に変化する町並み・人・物
その速さに、ずいぶん取り残された感じが
このところしていました。
ずーーっと走ってきて
急ブレーキをかけて止ると
私はとまっているのに
周りが急激に移り変わっていく。
「なんだ・・・私が変化したのではなく
周りの変化に取り残されないように必死で走って
ついて行っていただけなのか・・・」
そんな気持になった時に皆さんはどうしていますか?
私はお墓参りです。
母の実家のある徳之島に25年ぶり にお墓参りへ行きました。
飛行機から降り立つと、雨上がりの島は緑の香りが一杯で
胸が満たされる感じでした。
車で一周すると、もうそれは梅田に行ったときに感じたショックとは
比べ物にならないほどのショックを受けました。
25年前とほとんど変わっていないのです。
舗装されていなかった道がキレイに舗装されている、
とか
観光案内看板がキレイになっている
とか・・・
せいぜいその程度。
25年も前の記憶どおりに、町並み・人・物が
25年分古くなった感じでした。
島は産業もあまり無く決して経済的に豊かではありませんが
大自然に抱かれて
人もマイペースで皆親切でそしてたくましく
自然の恵みを生活に取り入れ暮らしも豊かだなーーーと夫と感心しきりでした
あーーー変わらないものもあるんだ
その存在だけで素晴らしいものがやっぱりあったんだと
私も家族も、なーーーんにもしない
漂うような時間を大いに楽しみました。
もちろんお墓参りをちゃんと済まして、
モズクをちぎって食べながら海の中を歩いて
海蛇に出会って 顔面蒼白になったり
雨に打たれながら歩いたり
知らないおばあさんと長話したり
変わらない時間を満喫しました。