『今日が最後の日でも・・・・』
今日は3月9日・・・・「サンキューの日」なんですね。
今、勉強中の経営者の会では毎月一人 自身の
「経営体験発表」をします。
今月はめずらしいことに「弁護士」さんのご発表
です。それも合同事務所なんで、立ち位置が
非常に難しいわけです。
中小企業の場合、いいも悪いも全てが「社長」です。
その会社は「社長以上の器」には、なりません。
なので、われわれ経営者は「器」を大きくするべく
努力するわけです。
来週の発表の前に必ずその方のオフィスへ
おじゃまし、どんな雰囲気で普段働かれているのか
周りにいらっしゃるスタッフはどんな方か
その人の背景を見に行くわけです。
1時間余りの打合せの中で・・・・
「弁護士さんなのに、売上目標っておかしいですよね?」
とか
「一人でやっているのと合同でやっているのの違いは?」
とか
「この会に入られてどう変わりました?」
と色々質問をぶつけていきます。
その中でその方がおっしゃった一言。
『今までは、自分一人が頑張ればいいと思っていました。
自分さえ、自分の仕事をやっていればそれでいいと
思っていました。でも入会して<感謝>ということを
考えるにつけ、今までの独りよがりな考えに気が付きました。
さらに・・・・
勉強会の中で<今日がもし最後の日なら、君は今
そのことをするのか>・・という問いに
一生懸命生きていなかった自分に気付きましたし
一瞬一瞬輝く生き方をしたいと感じました。』
というお話をしてくださいました。
とかく我々が弁護士さんという職業をみたときに
エリートであるとか
難しいことを言うとか
敷居が高いとか
考えがちですが、苦労されて大学に行かれ
アルバイトをしながら司法試験を受ける
ことのすごさ、あんまり身体も丈夫ではなかった
ようで、睡眠時間が短く何度か倒れてしまった
こともあったようです。
そんな中でもご両親を尊敬し
感謝され、そのお話をきっかけにすっかり
わたしの「弁護士さん」を見る目は一変しました。
最後に「弁護士に入ってもらう方が、すんなり解決する
ことの方が多いですよ」とのこと。
色んな行政のサービスの中ででも安く相談してくださったり
無料相談などもあるそうなので、何かあったときには
一人で悩まず相談した方がよさそうです。