ドラッグ四方山話 その１

今年最後のブログになりました。

火曜日担当、山田です

私は以前ドラッグで薬剤師をしていたことがあります。

かなり狭い店舗で、外には同じくらいのスペースでシャンプーやリンス、

洗剤などが山積みされていました。

そのお店は、ちょっと変わった人が多く訪れます。

外国のお姉さん、お兄さん・・・なんて普通、

女性男性って悩む人・・・

おっちゃんやのに、格好は女性の人・・・

そして、私が遭遇した人は・・・・15年ほど前の出来事・・・・

「お姉ちゃん、包帯あるか～？」

「はい、サイズ色々あるんですけど・・・」

「これに合うの出して～」

と差し出された小指は、第一関節のみ・・・・

それも、まだ傷が新しい感じ・・・

切ってきた(つめてきた？）ばっか

「え！！！」

「巻いてくれへんか～？」

「は、はい・・・・」

「全部巻きますか？・・・・」

いくら子供も産んで、神経もかなり図太くなってるとはいえ、恐る恐る巻く私・・・。

痛い！って言われたらどうしよ～、ナイフ持ってんちゃうん？？？

「頼むわ～、おおきにな～」

こんなかっこよくはなかったけど、見るからにって人でした

と、私が一生懸命包帯を巻く間、バイトの男の子は、レジ下で

しゃがんだまま。

「先生、よう巻くわ～」

「だって、誰も来てくれへんし、他人のふりしてたやん・・・・」

とりあえず、いい人で良かった～、となんかホットし、

指をつめたらあんな風になるんや～と、なんか勉強になったなあと
変な感動を覚えた日でした

ドラッグって色々な人が来るから、結構面白いんです

また、別の話もしますね～～～

良いお年を～～