凛にとってわたくしはけして
完璧なMamaでも完璧な飼い主でもありません。

凛と凛の命と
とことん真正面から向き合えたのは本当に3、4年ほどで。
凛のこと以外に自分のこと・仕事・将来のこと…
考えていることがたくさんで
凛から見えていた景色は
いつもわたくしの後ろ姿だったのかもしれないと思います。

けして完璧なMamaでも完璧な飼い主でもないのです。
むしろ本当に未熟者だったと感じます。



ただ一番良くわかるのは
そんなわたくしでも、そんなMamaでも、そんな飼い主でも
凛はわたくしを愛してくれました。
一番だと愛してくれました。

それが唯一のわたくしの救いです。




正直に申し上げますと
後悔も悲しみもずっと持ち続けて生きていくのかもしれません。
ペットロスを完全に治すことはできないのかもしれません。

それはわたくし自身がこれから先、生きていくことで理解していけることなのだと思います。



ですが、治そうとも思っていません。
後悔や悲しみを無くそうとも思っていません。

だってわたくしは凛を忘れることはできない。
忘れることがないのなら、一生涯思い出す。
凛と生きた意味を、凛と生きた日々を。

ですから、わたくしはその都度愛し悲しみ後悔し、凛とのかけがえのない思い出に浸るのだと思います。

わたくしはけして
完璧なMamaでも完璧な飼い主でもなくて、
凛が一番大好きなMamaで、凛が一番愛してくれた飼い主。


どのPapaもMamaもそう。
"誰が一番"か
じゃなくて
競争でも優劣でもなくて
すべてのPapaさんMamaさんが
その子にとって"一番"だから。


わたくしは
凛にとって一番のMamaで
凛にだけ一番の飼い主さんであることが幸せなのです。
凛の中だけで一番のMamaでいられたら幸せなのです。

"完璧"な飼い主さんも、"完璧"なPapaさんもMamaさんもいないのです。



それぞれの価値観
それぞれの育て方
それぞれの愛し方
それぞれの想い方
それぞれの治療方針
それぞれの別れ
それぞれの次のステージ

そして
それぞれの未来…



みなさんそれぞれ課題・学び・授業があります。
それはけして絶対"同じ"ではありません。

その子その子が与えてくれる
課題も、学びも、授業の仕方も
"同じ"ものなんてありません。



とっても可愛くて
とても愛おしくて
とても尊い『先生』ですよね。 

光になってしまった子も。
今あなたの眼の前に映る子も。

どの子も
とても可愛くて愛おしくて尊い『先生』ですよね。



もしあなたの目の前にいてくれるなら
たくさんたくさん毎日毎日抱きしめて受け取ってください。

もし凛と同じように光になってしまった子なら
以前ギュッと抱きしめたことを思い出してギュッと抱きしめてください。
そこにその子は存在しています。
PapaやMamaのところに。


すべての生命に意味がある。
意味を持ってすべての生命は生まれてきている。
必要のない生命などこの世界には1つも存在しない。
この子達ももちろん、あなたもあなたも。
すべての生命が尊く愛おしい。

そして光になってからもなおその意味は生き続けていきます。


"完璧"な飼い主さん、"完璧"な人間
"完璧"な存在などこの世界に存在していません。

あなたはあなたのままでいい。
あなたはあなたのままがいい。

"完璧"を目指すのはやめましょう。
"あなたがあなたを生きる"ことを目指して歩んでいけばいい。
目指すなら"あなた"です。
この子が一番大好きな"あなた"です。

【あなたがあなたを目指して生きていくこと】
家庭も仕事も人間関係も学校も勉強も恋愛も夫婦も。
"完璧"を目指すのではなく
あなたがあなたを目指し歩んで生きていけばいいのです。
完璧を目指してもいつまでも完璧にはなれません。
でもあなたがあなたを目指せば"あなた"にはなれるし、あなた自身で生きていける。
いつまでもどこまでもずっと。


あなたがどうしたいか
あなたがどうありたいかは
あなただけが知っています。

そう。
答えは外側ではなく内側。
自分自身の中にある。

未熟でいい。
きっと未来のわたくしが、今のわたくしを見たとき。
あの時未熟だったな。って思うはずです。
でもそう思えるのなら、それはその頃よりも確実に"成長している証"。

ですから、未熟でいいのです。
完璧じゃなくていいのです。



本日も【凛が生きた意味】BLOGを御一読くださりありがとうございます。

凛が紡いでくださった皆様との御縁に深く感謝申し上げます。

凛Mama