を 頂きました。

 

私のバズーカ砲は なかなか この言葉をなかなか言ってくれなかったけん

 

やっぱりもう ダメなんだと思ったら

 

ポロっと。

 

 

あの頃 彼女は  開口一番 上から目線で この言葉を唱えた。

 

付き合ってみたら すっごく嫌なヤツだった。

 

あんたもそう思ったよね。

 

だから 「なんで あたしを選んだのさ!」って 怒ったんだ。

 

そしたら わたし 「だって この言葉を言ったから。」って

 

口が 勝手に答えてた。

 

自分でも なんで 彼女を選んだのかわからないのに

 

聞かれたら 勝手に口が答えていたんだ。

 

で。 

 

一緒に泣いたね。 一緒にがんばろって。

 

それが魔法の言葉。

 

 

あれから 私はこの言葉を 待っていても

 

ずっとずっと 言ってくれる人はいなかった。

 

そのうち こんな古い言葉 もう使わないのかな。って

 

遠くに追いやっていた。 

 

けれど 私が欲しいものは いつもこの言葉だ。

 

この言葉を言える人だ。

 

バズーカ砲は 言える。

 

 

私の周りで

 

年々 言ってくれる人が減っているのは 私が 穢れを浴びていたからか

 

私がもう この言葉を言う立場になっていたから。

 

多分 前者だろうけど

 

もし おこがましくも 後者だとして 初めてわかったよ。

 

誰にでもいえる言葉じゃなんだ。

 

 

 

でもね。 あの頃 教わったこと 今

 

ちゃんと 後輩に伝えているんだよ。

 

 

今はもう もっと便利なものがある。

 

けれど それではダメな時でも この杖なら 大丈夫なの。

 

古い杖だから 欲しい人は もう いないって思ってたらね。

 

その子も やっぱり私と同じように 魔法の杖を欲しがった。

 

その子なら 私よりうまく使いこなせる。

 

 

 

伝えられた と思ったら

 

言ってもらえた。

 

 

 

 

魔法の言葉はね。

 

いつか このブログでも書けるといい。