台湾の隔離と日本の隔離 | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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新型コロナの影響で、外国からの入国の際、隔離が求められます。

基本的には2週間の隔離ですが、隔離の内容が日本と台湾とでは全然違います。どちらが良い悪いではなく、こんなにも違うものなんですね。

日本と台湾を行き来する友人が多く、直接伺いました。

『日本の場合』
どこで隔離するか決められておらず、自宅でもホテルでも良い。また、入管や保健所の監視はなく、現実問題として隔離中も外に出ることができます。罰則もありません。性善説前提といった感じです。

『台湾の場合』
指定されたホテルでの隔離が必要です。政府は隔離期間中のホテル滞在費用として、1000台湾ドルを負担するそうです。
隔離期間中は、毎日役所の担当者から電話がかかってきますし、携帯電話のGPSで居場所を監視されています。
日本でもニュースになりましたが、一瞬でも隔離部屋から出てしまいますと罰金です。ニュースでは10秒ほど部屋から出たのが見つかり10万台湾ドルの罰金でした。

ちなみにほとんど知られていませんが、コロナの前から台湾では携帯電話の盗聴が合法として政府がやっています。犯罪捜索など半年間何もなければ電話の記録が上書きされ消えていきます。