最近、営業先の上場会社でプロマーケットに上場している企業が多くあります。
東証ですと、一部・二部・マザーズなどありますが、それとは違い、プロマーケットです。
プロマーケットは、一般投資家ではなく、機関投資家しか売買できません。
知名度も低く、流動性も高いとは言えません。
特定の証券会社がプロマーケットへの上場支援を行っていますが、こんな市場に上場してどうするんだろう!?と思っていました。
プロマーケット上場のメリットについては、こちらのHPに整理されています。
https://promarket.tokyo/archives/163
上場までのスピードが早く、上場維持コストも低いのがメリットのようです。
ただ、IPOのあとSPOはほとんどないようで、やはりあまりメリットがないような気が個人的にはしています。
では、なぜプロマーケットに上場するのか、という点ですが、これは私の仮説です。
創業社長は事業を行うにあたり、様々な連帯保証を負わされます(例えば、銀行融資、不動産賃貸など)。
しかし上場会社では、代表者(=社長)の連帯保証が外れます。
創業者はこの点が理由であることは言いませんが、きっと個人的に連帯保証が外れるメリットは大きいから上場しやすいプロマーケットにとりあえず上場してしまえ、という方ももしかしたらいるのかもしれません。