一流コンサルからベンチャーへ | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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日本一の安定企業を飛び出し、中国でビジネスする華僑らしい生き方をする華僑の話。

大学の後輩が学生時代に弊社でインターンシップをされ、卒業後は外資の一流コンサルティングファームに新卒で入社されました。

コンサルティングファームでは、日本を代表する会社の経営企画に常駐し、新規事業開発の案件をされ、クライアントからも引き抜きの話があり、評価されていると思います。

前日、その後輩から転職の相談があるというので、食事に行きました。

なんでもコンサルティングファームを退職し、大学の友人が立ち上げたITベンチャーに転職するそうです。その友人は日本でとても有名な投資家の御子息だそうです。

ITベンチャーは立ち上げまだ1年のアーリーステージで、様々な評価サイトの運営をされているそうです。

入社の条件として少しの株をもらえるそうで、数年後にはイグジットの前提でそのタイミングで一緒に売却するそうです。

話を聞いて、私はその転職には反対ですべきではないと言いました。

理由として、
1. ベンチャーは入社するものではなく、立ち上げるもので、友人とのcofoundでも良いと思います
2. アーリーステージのベンチャーへの入社の割にはもらえる株数がとても少なく、仮にうまくイグジットできてもたいしたキャピタルゲインはなく、リスクと期待リターンが合わない
3. 後輩はアメリカのMBAに行きたいそうで、その前にベンチャーを経ることがプラスになるかどうか
4. ITベンチャーの事業を聞きましたが、ハイバリュエーションになるとはなかなか思えず