会社を創業し、上場し、乗っ取られ、破産 | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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日本一の安定企業を飛び出し、中国でビジネスする華僑らしい生き方をする華僑の話。

友人の会社で珍しい御経歴の方とお会いしました。

 

その方は、ある大手外資系のIT会社の技術者でしたが、スピンアウトして会社を立ち上げました。

それが軌道に乗り、東証ではありませんが、上場を果たしました。

 

ご自身は技術屋さんで管理や経営のことをほかの方に任せていましたが、外部から採用した方の中にいわゆる経済ヤクザが入り込んでいまして、会社の現預金が消えたり、そして会社を乗っ取られてしまい、挙句の果てには破産してしまいました。

 

人生でなかなかできないご経験です。

 

その方からあるプロジェクトのファイナンスの相談を受けました。

話を聞いていますと、資金の出し手サイドのメリットをほとんど考慮できておらず、そのような条件では資金の出し手はいないと思います。

違う視点からいくつかアドバイスをさせて頂き、「その発想はなかった、とても参考になった」、とおっしゃっていましたが、なかなか事業のスタートは難しいと思います。