紅色の発酵食品といえば、大好きな豆腐ようを思い浮かべます。
(私にとっては発酵食品の中で一番美味しい物です)
話題になっている紅麹が豆腐ようには使われていますが、紅色を出すだけではなく、紅麹には防腐作用もあるのですよ。
麹の持つ凄さ、我が国の国土にマッチしたスバラシイ自然食と呼んでもいいのでしょうか?
空気中にも菌はうようよいます、それが見えたらどうでしょう(⌒∇⌒)楽しめるかな?それとも見たくない~と思うか。
私は漫画の「もやしもん」が大好きで読んでいます。
超お薦めの「菌」についての読み物ですよ。
以前自宅で発酵食品を作っていました。
発酵メーカーを使い、仕込んで置けば、時間が経てば出来る簡単な調理器具を使いヨーグルトや発酵小豆などを作っていたのです。
①牛乳で作るヨーグルト。
でもね、私しか食べないのよ。
夫も毎日ヨーグルトを食べるのですが、市販のヨーグルトで食べる品も決まっています。
この決まっているってのが彼の拘りなので、仕方がありません。
ですから、私は自分で作ったヨーグルトをひたすら食べ続けないといけない(-_-;)
これって結構しんどいですわ。
②こちらは幾らでも食べれる、発酵小豆です。
茹で小豆を麹と合わせて発酵させると甘味のある小豆が出来上がります。
麹が生み出す甘さがとても美味しくて、これなら毎日延々と食べていられます。
③で、紅色の発酵食品も作ってしまったことがあります。
器の中央部分がうっすら紅色です。
牛乳ではなく、豆乳で作ったヨーグルトです。
大豆ホエイの影響で紅色が出たのだと思いますが、この後に作った牛乳のヨーグルトも表面が赤くなり、それは完全に私のミスだと思いました、今までにない事だったし、赤い色が不気味に思えたので、失敗作ですよ。
洗浄がきちんとできていなかったのか?
なにが原因なのかはハッキリはしませんが、とにかく自分でこれはあかん!失敗だ!と思ったのでした。
作り方に慣れを感じて、何処かで手抜きになった事があったかもしれないし。
2つの器を管理して発酵小豆とヨーグルトに分けていたのですが、牛乳を材料としたり、豆乳を材料としたり、甘酒も作りましたし、何処かで何かが起きたとしか思えない、紅色のヨーグルトを見た時にはゾットしました。
まだ発酵容器は持っていますので、いつでも使えますが、使う気がなかなかおきません。
④甘酒。
美味しいですよ、でもね、美味しいからといって飲み過ぎたら?
これまた身体には悪いと思う。
こういう時に家族の人数が多ければ皆でおいしく頂きました~でいいのにね。
発酵小豆。
ヨーグルト
自分で作り出した物の中で「これは何?食べれない!」と驚いた経験があると、中々払拭できませんわ。
食べずに捨てましたが、もし食べていたら?気持ちが嫌がっていたらお腹を壊します。
多少腐っていても、身体が食べたい時には、お腹は壊さないかもしれません(キングダムでの新が言った言葉)が、気持ちが引いた時の状態では、食べない方が無難です。
*****
いま話題になっている悲しい話(紅麹で作ったサプリメント)。
死亡者が出ているのですから、きちんとサプリメントの販売歴等を追跡して被害を受けた方々を救済して欲しいです。
(あまりにも大量の品(原料として)が、どこに売られたのか把握できていないと言う情報等が不安をあおりますから)
お腹を壊したぁ~程度で済めば、物事は経験として残り又のチャンスを生かすことができますが、死んでしまうと、健康の為の行為が元であると思った瞬間の悔しさや憤りは何処に向ければいいのか?
残されたご家族の気持ちは計り知れません。
人間のまだまだ知らない世界が菌の世界にはあるのかもしれません。
突然、何かの反動で、意図しない物が誕生したのかもしれません。
そこをきちんと精査して、今回の出来事の処理を行って欲しいと願います。
このようにあれこれ思うのは、私が自分で発酵食品を作り、その中に「食べれない物を作り出した」経験があるからです。
勿論、今話題の事とは比較など出来ない規模の話です。
ただ、この世に、
人の死をもって何かを知るなんて事は、あってはならないと思うのです。
でも、そういう事が起きてしまった。
何よりも、人の命が一番です。
尊いのです、そこを忘れたくないから、記事を書いています。