鎌倉殿35回。あーもうこれは来週が、新選組！の「友の死」と同じ感じなんだな。予告で、ロケに行っての壮大な戦いのシーンがあるし、NHKに、畠山重忠を殺さないでって嘆願書送るレベルの回がやってくる
新選組！のときも、「友の死」まで、どうしてこんなことになったの？って流れで、山南さんは、切腹にむかったけど
鎌倉殿でも、比企も梶原も滅びる理由はまだ理解できたけれど、武士の鑑の畠山重忠が、北条の身内の畠山家がなんで滅ぼされなければならないのか義時何してんだよ。今回は、そこを納得させるための回でしたが。
結局はこれ↓
鎌倉のため（新選組！のときは、新選組のため）
こう言った大義名分を歪んだ形で掲げ始めると、必ず山南さんや畠山重忠のような人がでてくるんですよね
普段、優男の重忠が、「われらが言われなき罪で責められてもよいのかー！！」と怒鳴った顔で、新選組！の山南さんの怒りの顔を思いだしました覚悟を決めた瞬間の顔です
最後に、重忠が義時と盃を交わすとき、義時の思いや立場も理解しながらも、その弱さも見抜く重忠が秀逸
北条あっての鎌倉という考えの時政と、鎌倉あっての北条という義時は、もう一緒には無理なんだよ、わかってるよね
中川大志くん、本当に素晴らしいですね。大河という力のある役者さんばかりの中で、わずか24歳で、あの表情、あの凛々しさ。重忠のまっすぐな裏表のない性格が、伝わってきます。
そして、宮沢りえさん演じるりくも、敵役ではありますが、恐ろしく美しい
不思議なくらい、見ている視聴者を嫌な気持ちにさせずに、着々と、北条を牛耳っていく。今週は、悲しみも伝わってきました。
来週は、予告だけで泣きそうに。絶対リアルタイムで正座してみなきゃいけないな。
「武士の鑑」楽しみに1週間待ちます絶対号泣するからタオル持って