「ネガティブな感情も使いよう」
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私たちは日々の生活の中で、
様々なストレスを感じますが、
ストレスからネガティブな思考や
感情が高まりすぎると、
心身の健康に害を及ぼします。
そのようなこともあり、
一般的には「ポジティブシンキング」は
「いいこと」とされています。
しかし、ストレスを避けようとして
「何がなんでもポジティブでいるべきだ」
と考えるのは危険です。
ポジティブな発想はたしかに
いいことに違いありませんが、
過剰になると現実を直視せず、
都合のいい解釈や
歪んだ認識をすることに
つながってしまうからです。
これでは困難を克服したり、
目の前の問題を解決したり
することは不可能です。
ネガティブな感情を持つのは
悪いことではありません。
納得のいかないことがあれば
怒りを感じたり、
将来に不安を抱いたり、
失敗を恐れるといったことは
実に自然な人間の心理です。
そして、怒りを感じるからこそ
「正しいことをしよう」という
意欲がわき、
不安を抱くからこそ
きちんと準備や努力をして
目標を達成しようとする。
失敗をしたくないという
気持ちがあるからこそ
慎重に物事を進めるのです。
つまり、ネガティブな感情も
使いようで、
決して悪ではないのです。
現実を直視し、
物事を柔軟にとらえ、
合理的な思考を持つことを
常に忘れないようにしましょう。
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