君がすべてだったあの頃 | 未完成~りんりんの詩~

未完成~りんりんの詩~

徒然なるままに詩を書く、予定。

さっきから止まない雨

君はまだ来ない

だんだんと不安になる

電話を握りしめた


時計の針が

時を刻む音だけ

心に突き刺さるように

響き続けるんだ


どこにいても何をしてても

君のこと守るんだと

そう決めた僕だったのに

今もまだ来ない君のため

何ができるというのだろう


人気の無くなった街角

立ち尽くしていた

何度もコールするけれど

君が出ないから


よく考えれば

僕は君のこと

どのくらい知っていた?

なんて思い始める


今さら遅過ぎるよね

こんなに君を想い

待ち続けることに

何の意味があるんだろう?

傘をさして独り歩くよ


雨が止んで

虹の橋に目を細め

僕は傘を閉じる


消せないまま残った

君のナンバー・アドレス

まだ正直痛いけど

思い出だけが優しく

僕の背中を押してくれる


あの日君が来なかった

あの場所はもう

変わってしまったよ

だから僕も新しく

踏み出せそうだ