はじまりは、1年半くらい前のネットサーフィンでした。
ワタシが使用しているPCは、たしか2018年頃に自作した初代Ryzenがベースのものですが、
このマザーボードのBIOSが、最新のRyzen5000シリーズに対応したとの情報を目にしたのです。
そうすると、自作主義者としては、居ても立っても居られなくなり、
色々と理由をこじつけて、パーツの入れ替えを企みだします。
今回は「Windows11でサポートされていないCPUを、いつまでも使っていではダメだよなー。」ってなカンジで、
まずはRyzen7 5700Gを入手したのです。
そして、その後、CPUを装着する時間を見つけられずにいるうちに、
SSDやらメモリやらの値下がりが始まり、
それにつられて、気づけば、結構なパーツを入れ替える大改修となっておりました。
【CPU】AMD Ryzen7 1700 → Ryzen7 5700G
【VGA】SAPPHIRE ULTIMATE HD5670 1G → なし
【M/B】ASRock Fatal1ty X370 Gaming K4 → 流用
【MEM】G.SKILL DDR4 2400 8GB×2 → TEAM DDR4 3200 16GB×2
【SSD】SX8200 Pro → 流用
【HDD】WD40EZRX/MD04ACA400 → WD80EAZZ
【CPUクーラー】Scythe KABUTO 3 → KOTETSU Mark3
さて、パーツをすべて装着して、OS(Windows10 Pro 64bit)をインストールしたのですが、
なにか調子が悪いのです。症状はこんなカンジ。
①インストール後そのままOSが起動したのですが、ちょっとするとブルースクリーンになって再起動。
②その後は、起動しようとするとASRockのロゴで止まってしまう。
③インストールディスクから修復インストールをすると、
一応OSが起動するけど、やっぱりすぐにブルースクリーン。
④修復インストールで何度か起動してみると、起動後の解像度が、
正常に1920×1200になったり800×600になったり、コロコロ変わる。
⑤ドライバをインストールしようとすると、なんか「必要なファイルがない」というようなエラーが出る。
⑥BIOSの設定画面には入れる。
ワタシはこれらの症状から、M.2 SSDの接触不良または破損を疑いました。
そこで一旦SX8200 Proを取り外してみたのです。
写ってはいけないものが写り込んでいることにお気づきでしょうか。
・・・なんとソケットごと取れてしまいました。
理由はなんとなく分かっています。
思い返してみると購入したときから、
このSSDの固定用のネジを回すと、下の図のように、
SSDがネジ側面との摩擦で動いてしまう状況だったのです。
そうしてソケットにかかった負荷が限界を超えてしまったのでしょう。
おそらく、今回のパーツ入れ替えの前の時点で、すでにぎりぎりの状況で、
作業中のちょっとした振動やらでソケットが断線してしまっていたと思われます。
さらに、取り外しで上記の図の状況となったときに、完全に破損してしまったのでしょうね。
はぁ、久々の楽しいパーツ交換だったはずが、
マザーボード破損という、取り返しのつかない結末となってしまいました。
このマザーボードには、もう一つM.2ソケットがあるのですが、
そちらはPCIe Gen2 x2ということで、性能は大分劣ります。
ひとまずはこのGen2 x2に手持ちのSSDを差しつつ、
次のマザーボードを探すことにします。
はぁ。