USAの「A」、アルコールについてです。

 

・酒税法の規定により、

  一般人がアルコール度数20%未満の酒で梅酒を漬けると違法となります。

 発酵して、新たにアルコールが生成される可能性があるからだそうです。

 過去に、雑誌や新聞で、ワインで漬けた梅酒、みりんで漬けた梅酒等を紹介して、

 後日謝罪文を掲載することになってしまったケースもありますので、ご注意ください。

 

・アルコール度数さえ守れば、どんな酒を使っても問題ありません。

 日本酒も「原酒」と言われる、アルコール度数を調整する前のものでしたら、

 20%以上のものがあります。

 ほか、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム等々、

 様々なものを使用できます。


・クセのない甲類焼酎やウォッカで漬ければ、まず失敗しませんが、

 あえて味や香りの強い酒を使用するのも楽しいのです。

 

・これまでにワタシが使用したことのある酒

 アルコール20% 日本酒(原酒)

        35% 焼酎

        37% ウイスキー

        50% ウォッカ

        96% スピリタス

 スピリタス梅酒なら、一瞬で酔えますよ。

 

・梅の果汁がでる分、出来上がりのアルコール度数は使用した酒よりも低くなります。

 ちょっと計算してみます。
 
 1800ml*0.35=630ml(35%のホワイトリカー1升に含まれるアルコール量)
 
 こちらによると
 (砂糖g×0.63)+水ml=シロップml
 だそうですので
 氷砂糖700g=441ml
 
 七訂日本食品標準成分表によると、梅の実の重量の90.4%が水分とのこと。
 このうち、9割が抽出されると仮定すると、
 1kg*0.904*0.9=813.6ml
 
 アルコール度数は
 630ml/(1800ml+441ml+813.6ml)=20.6%
 ということになります。
 
 どんな酒を使っても、梅から出る果汁量はそれほど変わらないでしょうから、
 元の酒のアルコール度数と出来上がる梅酒のアルコール度数の関係は、
 およそ以下のとおりになります。
使用する酒の
アルコール度数
できあがる梅酒の
アルコール度数
20% 11.8%
25% 14.7%
30% 17.7%
35% 20.6%
40% 23.6%
50% 29.5%
60% 35.4%
70% 41.3%
80% 47.1%
90% 53.0%
95% 56.0%
 

・ワインで漬けたら、確かにおいしくなりそうな気がして、

 アルコール度数20%以上のワインを探したことがありますが、

 見つけられませんでした。

 ご存じの方がいたら教えていただきたいです。

 

・よくウイスキーを使用していますが、

 できあがった梅酒は、意外とウイスキー感がありません。

 ウイスキーの味、香り等を残したい場合は、梅シロップを作って、

 あとからウイスキーとミックスする等の工夫が必要かもしれないと思っています。