もう後1日で今年も終わります。
 
「保護犬さちのつぶやき日記」も
そろそろ後、数記事で最終編へと入って
行こうと思います。
 
 
 
 
「保護犬カフェラブファイブ代表様
及びあの日話し合ったスタッフ各位様へ」
 
 
今からお願いしたい事を書きますが
決して中傷や非難ではございません事を
ご理解の上文章の内容に回想等ございますが
誤解なき様お願い致します。
 
 
あくまでも一個人が
保護犬カフェラブファイブ様
より譲渡頂きましたさちの里親としての
意見とお願いであります事をご理解下さい。
 
 
 
さちは貴社の所にいる時の名前は
「ささの」と言います。
 
ささのを譲渡して頂き
数日後何件もの動物病院を掛け持ち
心臓がかなり酷く悪い事が判明。
 
 
私達が譲渡時に考えていた物とは
かけ離れた状態の心臓及び他の疾患に
私達は驚きを隠せませんでした。
 
元々肝臓でトイプーのキャラが見て頂いて
いたSドクターが循環器専門医である事から
 
ささのを連れて行き見て頂いた時に
今でも忘れません。
 
Sドクターがとても残念そうな顔で
私達にこう述べました。
 
「いくら殺処分ゼロと言っても…
この子を全くの素人のあなた方に
このままでの譲渡だったの?」と。
 
私達は何を言われているのかさえも
分かりませんでした。
そして…
 
「この子を目の前に挟んでこんな事は
言いいにくいけど、あなた方が手に負える
身体ではありませんよ!
その旨譲渡の時にきちっと説明を受けていますか?」と厳しい言葉でした。
 
私達    ………
 
「もう一度こちらの団体さんとキチッとお話し合いを持たれた方が良いです。
私がそう言っていたと名前を出して貰っても
構いませんので」と。
 
S医師より話し合いの何個かの選択肢を
アドバイスされました。

 
全てここには書ききれません。
 
 
上記は譲渡時の回想として現実を記した事であり
非難の為に書いたものではございません。
 
 
 
ここからは貴社とお話し合いを持ち
色んな選択肢の中から結局最後は
私共とささのは縁があり我が家に来ました。
 
 
さちという名前は
譲渡の帰り道私が犬はきっと
最初の「さ」という言葉に
反応するのだと思うので「さ」の
響きを残して「さち」ってつけよう!と
 
何より繁殖犬で苦労して来た様だから
これから幸多かれとつけた名前でした。
 
 
そしてささの「さち」は我が家の子として
2年頑張って生きてくれました。
 
沢山の方々に愛されて
応援して頂き生きてくれました。
 
そして私自身もこのブログの中で沢山の
保護団体様の記事を読ませて頂く様に
なりました。
 
 
今現在あの話し合いより2年という
月日が流れましたので
保護犬カフェ ラブファイブさんが
どの様な発展を又譲渡状況の変化が
どれ位なされているのか
私は知る由もありません。
 
 
当時の私達が経験した
又この2年間さちと共に経験した
事からしか書けませんが…
 
 
どうか保護した子に適切な医療を
施してあげて下さい。
 
心臓病に関して さちの一例として
お薬は里親が決まってからでないと
心臓薬は一度飲めば
一生続けなければならない!
だから里親が決まる迄は投薬しないと
言うような事がない様にしてあげて下さい。
 
 
何故なら…
さちは五ヶ月私の知る限り
里親が付いていませんでした。
その五ヶ月の投薬無しはその後の
里親の治療に困難を強いる事に繋がる
可能性が大だからです。
 
 
里親になった者は異常者でない限り
(異常者には当然譲渡はしないはずです)
迎えたら少しでも楽に家庭犬の
生活を味あわせてやりたいと思う
飼い主が99.9%でしょう。
又必ずお薬は医師に診て貰えば飲ませる様
にも進められるはずです。
 
 
だから…里親が決まるまではと言うのでなく
保護した時点で当時常駐医師がいらしたの
のですから与えてあげて下さい。
 
 
そして出来れば他の保護犬、猫にも
保護した時点で血液検査等も
してあげて下さい。
 
 
当時はあるスタッフに血液検査済みですか?
の私の問いに
 
いえ!保護時に耳ダニ、皮膚病等 
感染する様な
病状がない限りうちは全ての子に血液検査
は実施しない事となっております、と。
 
結局さちはその後数ヶ月もしないうちに
血液検査で蛋白質漏出性腸症の
アルヴミン低下と判断されました。
 
 
確かに上記の病気は他犬に感染はさせません。
しかし一頭を助けたい!
 
 
一頭を皆様から里親になってもらう事で
次の二頭が助かるのですと言う
ラブファイブさんの理念から理解しますと
この一頭を助けたくて繁殖場から
保護したのなら感染の疑いがなくとも
命を繋ぐ為に血液検査はしてあげて頂きたい
と思います。
 
その子、その子の事情や
ラブファイブさんの保護から譲渡の
方法、規則があるのかもしれませんが
私共ささの「さち」の身体を通して
切に今後特別な感染があってもなくても
血液検査の実施をしてあげて欲しいです。
 
そして病巣が見つかれば適した医療
又は治療、投薬をしてあげて欲しいです。
 
 
その状態できちっと説明の上
今後も治療や投薬が必要ですが
それでもこの子の
里親を希望されますか?と
聞いて頂きたいと願います。
 
 
時として今後手術が必要になる可能性の
子も居ると思います。

それは心臓に限らず生き物ですから
肝臓、腎臓、外科的、避妊、去勢等含み…
そう言った説明も譲渡に携わる
スタッフが里親希望者に説明とお伝えを
しっかりした上で譲渡を是非お願いしたく
思います。
 
 
これは私共さち一頭の問題ではなく
今後保護活動を続けていかれる
又譲渡していかれる中でとても
大切な事であると思います。
 
 
そうする事でラブファイブさんから
今より一層安心して里親になれるのでは
ないでしょうか?
 
差し出がましいお願いかもしれません。
 
 
でもたった一頭のさちの身体を通した
この2年でさえこの様な様々な思い…
哀しみ…
切なさ…
苦しみ…がございました。
 
そして行き着いた結果が
このお願いと繋がりました。
 
 
医療、治療と申しましても
どこまでが?と
勿論その保護団体様により
様々なのでしょう?
 
 
それも理解出来ない訳ではありません。
 
 
ただ保護して助けて次へ命のバトンを
渡すにたった一度の血液検査で
一粒から始まる投薬で 
貴社の誰でもはなく!里親でもなく!
 
犬、猫本人が楽な事が大事なのではない
でしょうか?
 
貴社の資金等については私には
分かりかねますが
 
保護団体として一頭の犬、猫を
助けたいと言う事はそう言う事だと思えて
ならないのですが。
 
 
さちは貴社の出身です。
だからこそ貴社にはどうか今後もそう言う
意味において多いに発展と期待をしたいと
お願いを書かせて頂きました。
決して悪意を持ち書いたお願いでは
ございません。
 
 
 
そしてさちが我が家に来てくれた事
それは本当に不思議なご縁で
一度離れたのに…再びこうして
我が子になり、あれほど人間を怖がって
逃げ回っていた子が
本当にれっきとした家庭犬として
私の腕の中で犬生を終えました。
 
 
哀しみ、苦しみばかりではなく
 
笑顔、愛おしさ、楽しさ、生き甲斐さえも
私達に与えてくれた
さち
 
さちとは本当に不思議な縁があったと
今になっても毎日そう思います。
 
 
 
最後に
さちの居た繁殖場から
今も保護をされていますか?
されているのでしたら
まだまださちの様な可哀想な子が
沢山いる事でしょう?
 
 
又さちの遺伝子を持つ子も残って
いるのかもしれません。
 
他の繁殖場もそうでしょう?
放棄や殺処分所等々も
 
 
今後もどうか保護活動を
続けて、続けて
 
可哀想なさちと同じ境遇の子達を助け
続けて下さる事を
切に願います。
 
 
 

この写真はあるブロ友さんが
偶然に貴社に居る頃の写真が出て来たと
「さちちゃんではないですか?」と
聞いてきてくれた物です。
 
まだまだまださちの写真を悲しくて
じっと長い時間直視できませんので
写真の所は伴侶に頼みました。
 
 
愛おしいさち。
本当に愛していました。
 
 
私の願いをこの写真に込めて…
 
 
林檎、故さち