何度も
何度も
 
ブログを開いては閉じ
書く事すらも出来る心情ではなく
 
でも私には(さちの為に)
支援して下さった皆様がいます。
 
だからどんなに辛くともご報告させて頂く
義務がございます。
 
 
寝ていない頭の中が朦朧と真っ白な
状態ですのでここに全て書く事が精一杯です。
 
お見苦しい文章な所はどうか今はお許し下さい。
 
 
 
 
昨夜、9:30に主治医先生よりお電話で
 
さちの手術が終了し大きな山はひとつずつクリア
してくれてます。
これで特別何も起こらなければもう来週
面会日迄電話はないと思って下さい。
 
とご連絡頂き順調な様子を伺いました。
 
 
 
私も緊張して待っていた連絡だったので
胸を撫で下ろし来週の面会を楽しみにする事に
しました。
 
 
 
2時間後の11:30に看護師さんから急遽電話が
入り
さちちゃんの様子が急変しました。
すぐに来て下さいと。
 
 
取るものもとりあえず車で夜中でも40分弱は
かかる道のりを祈る思いで走らせました。
 
 
奥の手術室のベッドの上で人工呼吸を口に
入れたさちを先生が色んな所を刺激しながら
蘇生処置をしていらした。
 
 
 
私はさちの耳元に口をつけ
こっちへ戻って来て!
行ったらあかん
元気になって一緒に帰ろうよ
 
と声をかけ続けさちの顔、耳、に触れながら
身体をさすりながら
何度も、何度も、呼びかけました。
 
 
 
先生の説明では
手術前の心臓の弁の画像と手術後の弁の画像
を見せてもらい
 
 
術前の弁はダラ〜っと緩んで殆ど弁の機能を
果たしていない物でした。
術後の画像は綺麗に弁がピッタリ添い
動く度にしっかりと
心臓の鼓動合わせるように開いては閉じてを
規則正しく動いている。
 
 
心臓弁の手術としては成功だった。
 
 
だからこそ手術室からICUの部屋にいた。
 
勿論先生とスタッフはずっと今夜24時間体制で
さちに付きっ切りで様子をずっと見て下さる。
 
そんな中
2時間後に急変し呼吸数の回数が激変
ICUから手術室へ 蘇生処置をしながら
何が起きてるのか?!
 
 
炎症反応がすごく急に高くなっています。
さちはあちこちにまだ病巣があるのだが
手術には何とか耐えられ頑張ったんだけど…
この炎症数値はそのあちこちに潜んでいる病巣の
一部に炎症が起こり恐らく今全身に炎症が
回ってしまった状態です。
 
 
何処が?とかというものではありません。
 
腸の炎症で2年ステロイドで炎症を抑えて来た
そこに反応して他の隠れているこの子の身体の中の病巣に炎症が回ってしまった可能性は否めない
 
 
術後すぐに現れたなら合併症の可能性もと思ったが2時間落ち着いていてこの炎症数値はありえない。
 
 
 
だからと言って私は心臓弁の手術は成功していたのに!とは今のこの状況下でとても言えません。
 
この子の持っている物を含め手術が引き金になったのも確かです。
 
そこを否定して成功だったと僕としてはとても言えません。
 
でもまだ諦めた訳けではありません。
自分で呼吸をしてくれる事を願って朝の6時まで人工呼吸機と身体の刺激を続けて行きます。
 

その時は、さちは5分〜10分に一回くらいは自分で大きく息をしていました。
 
生きたいん、さちは。
お願い、さち、生きて、生きて、一緒に帰るやろ!
行くな!こっちへ戻っておいで。
 
何度も何度も、何時間もその声をかけ続けました。
 
 
先生が今の所この状況なので明日の6時迄この
蘇生処置を続けてICUに戻れる様僕もしてあげたい。
またそうなる事を願って諦めていないので。
と仰って下さり
 
あちこちの四脚の指の間を刺激したり
鼻の頭にある呼吸のツボを押さえてみたり
 
管も点滴も人工呼吸機も付けた上で行なって
くれていましたが…
 
さちの自発呼吸は完全に戻る事はなく
少しずつ浅く、血圧も下がり始め
 
さちは徐々に呼吸がなくなっていきました。
 
先生が心臓マッサージをして下さいながら
 
今管を外しますから
そっと抱いてあげて下さい。
 
さちは本当にあの譲渡から〇〇さんの所に来て
2年一所懸命頑張って生きてくれたね。
今日も手術を頑張って乗り越えてくれたのに…
 
 
それは、もう最期を意味するのだと分かるまで
頭が真っ白で
そっと抱き上げたさちの身体を抱きしめ
頬に顔をひっつけさちの名前を呼び続け
嗚咽しかない空間でした。
 
 
 
 
さちは2018/12/9 午前3:30分に
もう一度赤ちゃんから生まれ変わって来る為に
旅立ちました。
 
 
 
応援、ご支援下さった皆様には
本当に申し訳ない結果となってしまいました事を
ここにお詫び申し上げます。
申し訳けありませんでした。
 
 
 
元気な笑顔のさちが我が家に戻って来る事を
あれだけ楽しみにしていたのに
 
彼女の身体はこれ程迄にもう既にどうしようもない程壊れていたのです。
 
それは術前の一律の血液検査やエコー等では
判明しない多数による内臓の傷みだったのだと思います。
 
 
誰の判断のミスでも手術の不成功でもないと
私は思っています。
 
さち自身が持っていた多数の隠れた病巣に
火がついてしまったのだと。
 
だけど
 
たった2時間だったけど正常な心臓の弁の動きで
皆様から新たな心臓を頂いた事だけは間違い
ありません。
 
 
最後さちを綺麗にしてもらい
我が家に来てすぐの冬初めて買って着せてあげたコートに着替えさせて下さり毛布に包まり待合室でブログの中の皆様の支援のご協力や応援して下さった話をさせて頂きました。
 
先生は
 
はぁー、そうか、そんな事があったんだー
と溜め息混じりと残念そうな顔で
 
元気になって欲しかった!
お役に立てなかった事が本当に申し訳ないです。
 
うちの事はどんな風に書いて下さっても構いません。
ブログを読む方が僕の所をどう判断されたとしてもそれはそれで構わないですよ。
 
お母さんの思ったありのままを書いて下さい。
 
 
そう言い
朝方4:30頃に病院の表まで出て下さり
先生と看護師さんとさちを抱いた車が
出るまで一礼をされていました。
 
 
 
もうそこからは
さちを抱きしめ気絶するほどぐちゃぐちゃになるまで泣くしかありませんでした。
 
 
 
ここまで書き進めるのに…4時間ほどかかっています。
書きながら回想すれば涙で文字が見えません。
 
そして震える手で書きながら…
今もいつもの様に私の横にちょこんと
さちがソファーに座っている様な気がしてならないのです。
 
 
こんな結果になってしまいました事
 
皆様に謝るしかありません。
 
本当に申し訳ございませんでした。
 
 
 
愚かで、馬鹿な里親だと嘲笑う人もいるかもしれません。
 
こじきで集りだ!と言われるのなら
それもそうなのでしょう。
 
 
 
ただ私は
さちを愛してました。
 
さちを元気にしてやりたかった。
 
 
さちと出逢った時、事情があり私は
愛する娘と離れ離れにならなければいけなかった
悲しみのどん底の中でさちと出逢い
 
さちの存在が私の励みでした。
 
病院へ急遽走る様な事も私にとっては
心の救いだったのです。
 
その私を手こずらせてくれたさちは
私にとって救世主でもありました。
 
そして生き甲斐の愛おしい 1仔でした。
 
だから私はさちを元気にしてあげたかった。
 
本当にさちを心から愛していました。
 
 
 
今日のご報告は私事のみであれば
身体も心も伏せていたい心情ですが
私共のさちは皆様からのご支援を賜った
愛犬です。
だからこのご報告とご説明だけは
しなければならないと思いました。
 
長時間かけて止まりながら書いて来ましたのが
私の心身もちょっと限界に来ましたので
こ理解下さい。
 
 
カメラロールの写真も見る事が出来ません。
 
今のさちをカメラに写す心身状態でありません。
 
少し落ち着くまで待って下さい
 
 
どうかこの後は
暫くさちと私とゆっくりお話しする時間を
下さい。
 
お願いします。
 
 
 
最後にもし私の今回の事に遺憾に思われる方がいらしたらご返金させて頂きますので
メッセージより金額と口座番号、お名前を下さい。
 
松本さん経由での災害支援金はなるべく早めに
主人に頼み送金済み次第 送金画像のみアップ
致しますのでご安心ください。
 
 
コメント欄は開けておきますが
暫くは心情的に読む事が出来ないと思います。
 
落ち着きましたら読んでご承認させて頂きます。
コメ返は出来ないかもしれません。
 
そして全てが終わりましたら
 
「保護犬さちのつぶやき日記」は終了致します。
 
ブログを読み返すのが辛いので誤字脱字がありましたらお許し下さい。
 
 
 
本当に応援して下さった皆様ごめんなさい。
 
 
 
 
さちを
さちを本当に心から愛していました
 
 
 
 
皆さん本当にごめんなさい