スキル、先後別勝率

まずはハーピィとサンドラのスキル別データから

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ハーピィに関しては絆を使う意味がなさそうですね。狩場のみの勝率ならば50%近くまで持っていけているので、選択肢としてハーピィが完全に無いというわけではありません。むしろリゾネーターの増加に伴って増えそうなトラミッドや罠デッキに対しては圧倒的な勝率を誇っています。
全環境ほどの全能感はなくなった、というだけでむしろ充分使用を検討するべきデッキです。

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サンドラに関してはスキルによる勝率の差は想像以上についていません。
サンドラの問題点はスキルではなく、テーマの持つ性質によるものが大きそうです。やはり事故が多いテーマなので安定して勝つことができないのでしょう。

では次に先後別勝率を見ていきましょう
冒頭でも注釈をいれた通り、先後別勝率のデータのみ、データの一部を紛失したため入力ミス修正前データを使用しています。参考程度でお願いします。

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基本的に後手有利のゴッドゲーム環境です。著しく先後で勝率が変わるテーマの方がある意味夢を託すには相応しいです
逆に先後で勝率の差が少ないテーマの方が精神衛生上は良さそうです。

入賞レシピ

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複数入賞したテーマはメガリスだけで、やはり混沌とした環境であることが伺えます。
局所を入れることができるテーマ全てでサイクロンの方が優先して採用されていることは注目するべきポイントでしょう。
バック干渉を局所に頼ってしまうとトラミッドや永続を貼るデッキに対しての不利が助長されてしまうため、広く見ることができるサイクロンが優先されたのでしょう。

1部1位のリゾネーターに関しては4時間で80試合という驚異的なペースで試合をこなしながらの勝率60%で1位を取っていることをみるとかなり有力な構築なのではないでしょうか。

まとめと展望

改めてお買い上げいただきありがとうございました。
データを見る限りかなり難しいメタゲームが展開されそうでデッキ選択に悩まされそうですね。
環境の偏り方次第ではどのデッキにもチャンスとピンチが訪れそうです。
がむしゃらに走ることも大切ですが、〇〇が増えてきた場合は走るのをやめる、といったような止まるための基準を具体的に設定しておくことも非常に大切なKCになりそうです。
いつものKCよりも爆盛りする人、または大暴落する人が多発する気がします。

個人的な事情で今回は僕はフル参加することができないため夢を託すことができる上振れゴッドデッキを選定する作業に入りますが、フルで走る方は使用するデッキの選定はもちろんメタゲームの流れを強く意識した立ち回りを心がけましょう。
今回のKCは年に一度の特別なKCです