ユニットごとに単語テストがあります。リスニングはネイティブが話す単語を聞き取り聞こえてきた順番に1〜5まで記入しましょうと言うものなのですが、今回は中学年クラスでテストの受け方にとても成長を感じさせていただきました。

 

低学年の頃は聞き取ることで精一杯。まだ鉛筆や消しゴムさばきも未熟な年齢ですから、間違いをいちいち消していると次の問題に間に合わないんですね。私も配慮して一問一問音源を止めてあげれば良いのでしょうがごめんね、そこは容赦はしません。「聞き取れないところは飛ばしちゃっても良いし、間違ったら鉛筆でビーッビーッて消していいよ」(つまり消しゴムは使わなくていいよ) 先ずはこのリスニングのスピード感に慣れさせるのが私の(他の先生は違うかもしれません)第一の目的だからです。「間違ったら消しゴムでちゃんと消させないといけないんじゃないの?」「もっとゆっくり理解させながら進めたら?」色んなご意見があるかと思いますが、このスピード感に慣れればいずれはしっかり消してから正しい答えを記入し直すようになりますしネイティブの発音も余裕を持って聞き取ることができるようになるのです。まさに今中学年がここ!!


テストの最中に焦る子は一人もいません。シーンとした空気の中、ただただ音に集中し記入していきます。「あっやべ」間違った子はすぐに消して書きなおすスピーディー感!あれだけ低学年の頃できないことに対して泣きべそをかいていたり、「むーりーぃー!」と怒りだす子もいたり。かつてのそんな光景がまるでウソのような現実が目の前に広がっているのです。私は子どもたちが必ずできるようになると信じていますし実際にそうなっていく事を目で見ているので、私も手助けしたい!と言うストレスにさらされる時期がありますが我慢、がまんの連続ですよ(笑)こうやってテストを受ける姿勢を幼いうちからちゃんと身につけることができますからね。




それだけではなくさらに点数と言う目に見える形で子どもたちに自信もつけさせてくれることでしょう。採点していてもウルウルですよ。「ちゃんと消して書き直したあとがあるぅー涙」この学年のボキャブラリーは英検®3級並みの単語がバンバンでてきますからね。本当に難しいのですが日頃のお家での取り組み、日々のレッスンのサイクル、そして彼らの意欲がうまく回っていることを実証してくれました!





集中して緊張もほどけたのでしょう。休憩時間にはチャンバラが始まりました。以前発表会のスキットで使用した刀を使って戦いが始まりました、女子です(笑)

このアングル、めっちゃ好きだなぁ。「やーっ!」「やーっ!」と盛り上がる2人を見守るセンパイのお姿。こうやって切磋琢磨しながら確実に成長していくんですね。

 なかなか教室での様子を見ることができず心配される事もあるかと思いますが、このようにできる限りお子さまの様子を発信していきたいと思ってます。このように心配なく成長しておりますのでご安心ください。

今日の木曜日クラスもお待ちしてますね、やーっ!



(7/4付教室HP)