①大腸癌の手術からのイレウス(腸閉塞のために手術)の入院2週間を経て退院
②リンチ症候群の検査のためのカウンセリング
③イレウス起因による緊急入院などの、いつ起こるか分からない痛みの不安との戦い
④ストーマ(人工肛門)サイズが変わったことなどによるパウチの不具合、便漏れからパウチが剥がれるショックを経験
⑤3ヶ月ぶりの職場復帰…緊張感から復職前日にイレウスで緊急外来へ。緊張感で大腸が全く動かなくなった。
今年の3月に大腸癌の告知を受けてから
人工肛門になり、障害者手帳を持つ身になり
予測していなかった事態が立て続けに起こりました。
それまでは、気の持ちようでどうにかなるものだと、
私が我慢すれば、もしくは人任せにしないで、自分がすれば済むと強気で生きてきた私でしたが、
癌になり、自分のチカラでどうにもならない事を思い知らされました。立ち上がれない程に。
腹痛が起きれば、自分で病院すら行けない。
救急車も立会い者が居なければ走ってくれない。
ストーマのパウチをたくさん試して、試用中は漏れが怖くて遠出ができない。
リンチ症候群だった場合の自分の余生を考えてみたり。
大変だったのは、職場復帰の前に
保険組合の医師面接があるのですが、前日の夜中に緊急入院する事態になりました。
緊張感からか大腸が動かなくなり、イレウスを起こし入院となり、退院したその足で医師面接に向かいました。(もちろん内緒ですが。)
職場復帰の前日も、同じ症状で緊急で病院に診てもらう事態となったのですが、余程、復職に対して緊張していたのか、チキンだなぁ。
そして、待ち望んでいた職場復帰でしたが、
私が居ない3ヶ月で、上手く廻っていました。
そう、居なくても大丈夫な人になってしまった。
出勤する事ができるほど回復して嬉しいのは束の間、冷静になると現実が見えてきました。
私は、誰からも心配される立場であること。
つまりは、頼りに出来る存在では無いこと。
頑張ってはいけないのだと。
家に居て甘えて過ごしてきたので
世間の厳しさの切り替えが上手く出来ないのかもしれない。
復帰できる会社があって、立場的に恵まれているのは感謝している。
時間が解決することもあるとは思う。
だけど、干されたような、疎外感が否めない。
私は人生の転機が訪れているのだろうか。
同じ毎日を定年まで繰り返して行きたかった。
どうして私は、振り幅が広い人生なのか。
強く願うことほど、思う通りにならなくて。
だけど、そんな事言っても
生きていかなければいけなくて。
切り替えた方がいいのも解っているけれど
新しいことを始める気力が無くて。
コレは、病後だからなのか、
50歳と言う年齢の面倒くささなのか。
もともと人から必要とされるような人間では無かったけれど、
病気になってそれが、裏付けされたから自覚せざる負えないだけなのだ。
愚痴の記事で申し訳ないです。
気持ちを整理して考えたかったのです。